出版社内容情報
7年ぶりのシリーズ完全新作! 人の死なないK-POPミステリ。
内容説明
閃きのヒロイン、浅倉絢奈が訪れたのは韓国はソウル。同僚の妃華莉、美波と共に韓流ツアーを率いるが、到着早々に思いもよらぬ事態に見舞われる。日韓が抱える“ある問題”が影を落とす微妙な時期だけに、失態は許されない。ラテラル・シンキングを武器に、今回も難局を乗り越えられるか!?読むだけで水平思考が身について賢くなる、人の死なない“K‐POP”ミステリ。この巻からでも楽しめるシリーズ完全新作第6弾!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aoringo
93
ひさびさのシリーズ。今回は舞台が韓国。韓国芸能界の闇が絢奈と仲間たちを襲う!登場するグループ名は実在するのかな。韓国ドラマは好きだけどKPOPは詳しくないから分からない。能登先生大活躍!アクション多めで面白かった。2022/03/14
Yunemo
75
何だか著者松岡氏に踊らされている感。このシリーズも7年ぶり第6弾になるんですね。題材がK-POPではイマイチ、でも対韓国との緊張感が高まる現状況の意味合いはバックグラウンドとして理解。著者の現実とマッチングした手法は、コロナ禍という素材を実質的に入れ込まずに、何だかな。そうはいっても能登のカーチェイスにはワクワク感あり、いくつになるんでしたっけ。本作くどいほどの薀蓄が少なく、またラテラルシンキングの使い方も鋭さに欠けて、第5作までの頷きの感覚が薄れてしまったなと、自分想い。そうは言っても楽しめたのも事実。2021/03/28
ひさか
69
2021年2月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ6作目。韓国へのK-POPツアーを率いる添乗員の縦横無尽の活躍が描かれます。7年ぶりの新作だそうですが、K-POP世界の蘊蓄が多く、興味を惹かれませんでした。ありえないようなずさんな手口やご都合主義で、これはコメディなのかとも思います。2021/08/23
坂城 弥生
65
人を囲えば補助金が出る。その制度は悪用すればただただ補助金が入ってくる。貧困ビジネスと全く同じ構図。韓国芸能にはそんな裏側があるんだね。2021/04/13
したっぱ店員
52
久しぶりの添乗員シリーズ。やっぱりこのご時世、このお仕事は大変。なんとか決行できた韓国エンタメツアーは波乱万丈で…。今回ラテラルシンキングのシーンが少なくて、純粋にアクションっぽかったのでちょっと物足りない上に、こちらが韓流音楽シーンに全くうといので、いつもより引き気味になってしまった。あとここだけの話、那沖さんってちょっとポンコツ…(汗)だけど能登先生はかっこいい。なんだかんだ言ってるけど次も出たら読みます。2022/09/19