日本語の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041101469
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本語を読み、書く楽しさを綴る教養エッセイ。

デジタル時代だからこそ、よい日本語を身につけたい。コミュニケーションの齟齬を防ぎたい。どんな時もついてまわる、言葉と日本語の問題に、教養書の第一人者がユーモアたっぷりに迫る!

内容説明

いろはカルタ、辞書、クロスワード。言葉の上達のコツは、空想と遊びにあり。多彩で、むずかしくて、すばらしい。日本語と上手~くつきあう法、小説家の阿刀田先生が教えます。愉快に読み解くとっておきエッセイ。

目次

いろはカルタ小説塾
私の好きな五十の歌
遠い日の歌
漢字分解
クロスワード入門
とくとく日記術
5W1Hから
言霊への道
「天使の辞典」道なかば
踊る一文字たち

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学仏文科卒業。78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章、09年旭日中綬章。直木賞選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

38
ショートショート風の小説で日本語について語っていました。日本語の奥深さの世界が広がっている印象です。デジタル社会の中、改めて本来の日本語について考えているように思いました。2024/09/10

しぇるぱ

3
これはエッセイだろうなぁ。10篇の短文、主人公はそれぞれ違う。つまりは、誰でもええのだよ。いろはかるた、和歌俳句50首、幼い日の童謡、漢字を絵にする、クロスワード、日記:今日一日の良かったことだけを書く 残り4篇は、一言で括るのは面倒だ、読んでもらうしかない。コラムにしては文字数ページ数が多いのですよ。エッセイのように心打つ狙いがあるわけでもない。初出は[デジタル野生時代]に第5号から第14号まで10篇書かれたもの。モニター上で人目を惹くには特殊な勘所が必要だそうだ。それを経た上での書籍化ですから折り紙付2024/09/04

13km

1
日本語の深さ、楽しさを小説風にとてもわかりやすく解説してる印象。使う言葉によって頭の成長の仕方も変わることを思うと、ネット用語や略語なんかばかりを使ってると、頭や性格がデジタル的になって簡単な思考しかできなくなり、本来の日本語の良さ、日本人の良さが失われてしまうのではないかと感じた。そう考えると、平安時代とかそれ以前の言葉はなんとも不思議だ。一体どのように物事を考えていたのか知りたい。2012/05/22

まあ

0
日本人ほど言葉を大切に思っている国民はいないのでは?2014/12/04

ハメ・ドゥースト

0
★★☆2012/08/18

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