出版社内容情報
片足を犠牲にして真理の弔い試合を完遂した笛子。真実を知った練は、決意をあらたに春高出場の最後の関門・地方大会に挑む。
春高に出場するための最後の関門・地方大会が目前に迫る黒曜谷高校。監督・笛子は、チームが負けたらライバル校の監督・別所からの求婚を受ける約束をしていた。真実を確かめるべく、練は理事長のもとへ。そこで練は、笛子が自分の命を懸けて春高優勝を成し遂げたことを知らされる。シゲルはこの時期になぜ伝えたのかと抗議するが、理事長は試練が多いほど練は輝く、と期待してた……。
【著者紹介】
1974年10月3日、香川県生まれ。1996年、『爆弾とワタシ』が第34回ちばてつや賞佳作を受賞。同年、『ノイズ・キャンセラー』でデビュー。単行本は『プラスチック解体高校』(全2巻)、『極東学園天国』(全4巻)、『日本橋ヲヨコ短編集 バシズム』(全1巻)、『G戦場ヘヴンズドア』(全3巻)がある。現在、「イブニング」にて『少女ファイト』を連載中。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カッコー
13
チーム特に学の成長によって、かなり強くなってきた黒曜谷。コート外でも恋愛要素がいくつかあってそっちも楽しみの一つ。一番はなかなかデレない笛子監督かな。 ネイティブ・アメリカンの言葉が胸に刺さった2013/07/23
sskitto0504
12
またまた練の悪い考えが出ちゃいましたね…きっと学は辞めたいなんて思ってないのに…そして解決する間もなく日本代表へ…続きが気になりますね…2014/11/06
てんてん(^^)/
9
亡き姉の事、そして真理を取り巻く人たちの事を知って理解して、練はとても成長したような。次巻からは舞台も大きく変わるみたい。 しかし、そろそろ力を出し切ってる練が見たいと思うんだが。すごく自分を制御してる(抑圧?)のはわかるが、何とも煮え切らず読んでるこっちがフラストレーション溜まるのだ。2013/07/30
つきよみ@灯れ松明の火
7
練がまた壊れてしまわないか心配。学、いまが正念場。たかこ、悪役風な出現だったけど複雑な子なだけだった。厚子、なんか違う意味で壊れてきてるw 酔っ払い笛子はかわいすぎる。陣内監督、ちょっと気持ちわかるw 志乃、あいかわらず男前。樹里、青春だね! ミチル、いろいろがんばれw2013/08/03
kujira
7
なんか今巻は厚子ちゃんがすっげえかわいい。あと毎巻に言えることなんだけど、すごく震えるコマが要所要所にあって燃える。「不甲斐なくておかしくなりそう」って表現、すごく自分の中で腑に落ちた。自分の過去にもこういうことがあった。どうしようこのマンガ、自分の内面もいろいろ引きずり出されてほじくりかえされちゃうよ。2013/07/24