角川文庫<br> 向島・箱屋の新吉

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角川文庫
向島・箱屋の新吉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041099704
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

向島で箱屋をしている二十八歳の新吉は、役者のような色気がそこはかとなく漂っている、女たちの目を引く男だった。
ある日、向島で「桜家」の主人・仙太郎の絞首体が見つかった。同心は自死と決めつけていたが、新吉は、死体の近くに手ぬぐいが落ちており、さらにその切れ端が死体の口にあったことから、殺されたとみて、犯人を追う。一方、南町定町廻りの同心・扇太郎が、花街で起きている連続殺人事件を捜査していると、次に起こると考えられるのは、向島ではないかと推測する。そこで、対岸まで噂が広がっている向島の芸者・お葉に事情を聴きに行くと、そこで新吉と出会うが……。事件に隠された、驚くべき真相とは!?
花街と向島を舞台に、繰り広げられる、時代小説ミステリ。

内容説明

向島で箱屋を生業にしている新吉は、芸者の身の回りの世話をして生活を送っていた。ある日、目をかけられている料理屋の旦那が首を吊った。新吉は現場に手拭いが落ちていたことから、他殺として調べ始める。一方、南町定町廻り同心の扇太郎は、連続辻強盗を追っていた。次に狙われると定めをつけた向島で聞き込みをしていた時、別件で探していた男と瓜二つの新吉を見かける。向島と花街を舞台に繰り広げられる人情時代小説開幕!

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

92
向島・箱屋の新吉1作目 2020.08発行。字の大きさは…小。役者の菊五郎に似た陸奥の仙北藩の近習番士だった油木新次郎は、吉原の「大菱屋」の花魁小紫と恋仲になり脱藩し。同じく小柴に熱を上げていた旗本五百石幡多忠兵衛の弟・忠次郎たちに襲われて逆に斬り殺し姿を晦ます。そして8年ぶりに江戸に戻って来た新次郎は、名を新吉と改めて小柴にそっくりな妖艶な向島芸者お葉の箱屋として暮らしています。そんなとき、大変世話になった料理屋桜屋の主人仙四郎が首を吊って死んだのを発見した新吉は、他殺を疑い独自に探索します。🌿続く→2021/02/06

陽ちゃん

6
訳があって武士を捨てて向島の芸者お葉の箱屋をやっている新吉が、世話になった恩人の死に疑問を持って真相を突き詰めようとする話に、向島界隈で起きた連続辻斬り強盗を探索する同心の扇太郎の動きが絡んだ結果、無事、新吉が下手人を倒してめでたしめでたし…。と思ったら、新吉が刺客に言った一言で、あれ?っとなってしまいました。しかも、恩人殺しも下端が自首してきただけで黒幕には影響がないし。もしかして、続くの?2020/10/10

だいゆー

3
(^^2020/08/25

のんぶぅ

3
 新吉に向けられた刺客との闘いを制し、斬ったのは、私ではない。あの男は、忠次郎を切った男ではない、雰囲気は似ているが別人です。お葉のしぐさに亡き女の面影を見出しつつ、素顔が瓜二つでもあり・・・・。月命日の寺で手を合わせながら、胸中にて何を伝え話したのだろうか。もしかしたら妹かもしれない。 2020/09/03

あき

2
「一体、あの男は誰なんだ?」それはこっちの台詞ですがな。こんなん次も読むしかないじゃん。くそう、小杉さん引きが上手いな! 新吉が士分を捨てることになった8年前の事件を主軸に、向島で起きる事件が絡んでいく形になるっぽい? 今のところ新吉の正体が一番気になる。2021/04/19

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