亜ノ国へ 水と竜の娘たち

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亜ノ国へ 水と竜の娘たち

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041095553
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

異世界で母になる。
不妊治療の末、離婚した「私」が見知らぬ少女の母になる――亜ノ国で。
【どんでん返し×異世界エンタテイメント!!】
第54回野間児童文芸賞作家 新作!

柏葉幸子原作『岬のマヨイガ』、2021年8月27日より全国ロードショー!

●あらすじ
不妊治療の末、夫が浮気相手と子どもを作り、離婚した塔子。帰った故郷で見つけた亡き祖父のトランクは、異世界への扉だった。魔力が支配する過酷な世界「亜ノ国」に飛ばされ、塔子は村の娘ムリュの世話係を任される。一目会ったときから、なぜかムリュに夢中になる塔子。六十年に一度城で行われる「六祝の儀」にムリュも参加するというが、それは少女たちが競い合う、命がけの儀式だった。塔子はムリュを守り、生き残れるのか。すべての母と娘に贈る感動の物語。


 「亜ノ国」で六十年に一度行われる、特別な少女「六祝様」を選ぶ儀式。
 村の領主の妻リフェは自分の野望のために、娘ムリュが選ばれるよう画策し、異世界からやってきた塔子にムリュの世話係を任せた。
「ムリュを泣かせないで。涙のあとをつけたまま城に行くわけにはいかない」
 塔子はうなずいて、ムリュのそばへしゃがみこんだ。スミレ色の瞳はもううるんでいる。
「ハリといいます」
と腕をさしのべると、ムリュは素直にすぐ塔子に体をあずけた。
 この日から、塔子にとってムリュは特別な存在となった。
 どんでん返し×異世界エンタテイメント!!

内容説明

不妊治療の末、夫が浮気相手と子どもを作り、離婚した塔子。帰った故郷で見つけた亡き祖父のトランクは、異世界への扉だった。魔力が支配する過酷な世界「亜ノ国」に飛ばされ、塔子は村の娘ムリュの世話係を任される。一目会ったときから、なぜかムリュに夢中になる塔子。六十年に一度城で行われる「六祝の儀」にムリュも参加するというが、それは少女達が競い合う、命がけの儀式だった。塔子はムリュを守り、生き残れるのか。すべての母と娘に贈る感動の物語。第54回野間児童文芸賞作家初の一般向け長編!

著者等紹介

柏葉幸子[カシワバサチコ]
1953年6月9日生まれ。『霧のむこうのふしぎな町(原題:気ちがい通りのリナ)』で第15回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。『ミラクル・ファミリー』で第45回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』で第54回産経児童出版文化賞大賞受賞。『つづきの図書館』で第59回小学館児童出版文化賞受賞。『岬のマヨイガ』で第54回野間児童文芸賞受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

84
離婚して実家に戻ってきた塔子は、亡き祖父のトランクを開け異世界・亜ノ国へ飛ばされてしまう。魔力が支配する過酷な世界でムリュと言う6才の少女の世話係を勤めることに。母と娘がテーマのファンタジー。母の従姉・ひらめちゃん、入れ替わった祖父、母の正体。かなり面白く満足の1冊。2021/08/17

鱒子

82
ファンタジーと現実が入り混じるエンターテイメント小説です。主人公 塔子は35歳で不妊治療と離婚経験者という設定なので、ファンタジーではありますが甘くないキリッとした小説です。ラストまで読むと伏線が気になって、また最初から読み返したくなります。母であれ少女であれ、女として生きていく道は大変。女たちの物語です。2021/07/28

ひさか

56
日本農業新聞2020年1月3日号〜11月3日号掲載のものを2021年7月KADOKAWAから刊行。長編。素敵な語り出しで、導入部の現実世界から亜ノ国への移動と様子の描写が見事で、あっという間に物語世界に取り込まれてしまいました。塔子の幼いムリュへ寄せる熱い想いと献身に引き込まれます。ラストの事件とどんでん返し的な結末は心に響きました。2021/11/03

万葉語り

52
不妊治療中に夫の浮気相手が妊娠した。塔子は母の従姉妹のひらめちゃんが遺産として残してくれた家から、不思議な世界「亜の国」へと迷い込み、まれ石となる。これは母性の物語。持てなかったものへの執着が強すぎるように感じた。2021-0982021/08/04

りー

46
初めての作家さんです。辛口のレビューも目立ちますが、重めのテーマと異世界トリップファンタジーのmixが面白いと思いました。主人公は離婚で実家に帰った30代の女性。不妊治療の途中で夫に浮気を知り離婚に至る…なかなかファンタジーとしては珍しいタイプの主人公。「養子として育てられた子どもは幸せになれるか?」「結婚は必要か?」「母性愛は立場にまさるか?」「同性を愛するとは?」など、女性にとって興味深い問いがいくつもありました。ラストシーンも納得や感動より「そう来るか!」がぴったり。時代は変わったものです。2021/09/07

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