出版社内容情報
武蔵小杉高校事変の謎、衝撃の真相が明らかに。
内容説明
スキー場に向かう中学生たちを乗せたバスが新潟県の山中で転落事故を起こした。現場近くに不可解な痕跡が残されていたことから、警視庁公安部は半グレ連合の元リーダーを父に持つ優莉結衣への監視をいっそう強める。結衣は過酷な幼少期をともに生き抜いた弟の汚名をそそぐため、かつて父の組織と敵対していた半グレ集団「パグェ」のアジトに乗り込む。恐怖と暴力が支配する夜の校舎で、強大な敵との命をかけた戦いが始まる。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
468
前作に続いて、アクションが始まるまでは割と長く引っ張るが、始まってからの派手派手な演出とメリハリが効いていて、爽快感はしっかりと感じられる。ここで再び高校の校舎を舞台としたところも〇。今作でも優衣の異母弟が登場。かなり地味である意味意表をつくキャラクターであったが、行動原理にイマイチ筋を通し切れておらず「いやいや優衣さん、それは弟に甘すぎないかい?」と思う場面がたくさんあった。あとはもう少し敵役の誰を目立たせるのか、明確にしてバトルも描き分けてくれればさらに良かった。先の展開が見えてきて続きが気になる。2019/12/01
starbro
362
新型コロナウィルス対策購入シリーズ第二十弾、今回は、Ⅳ巻です。旬のバス事故から始まって、弟 健斗の弔い合戦の巻でした。今回も沢山死んでいますが、比較的地味な展開でした。奇数巻:派手、偶数巻:地味の交互なのでしょうか??? 続いてⅤ巻へ、次巻はド派手でしょうか? トータルの感想は全六巻読了後に。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/2020/04/29
海猫
225
シリーズも4作目になってくると、どういう冒頭で始まるのか?優莉結衣がいつ登場してくるのか?敵はどういう組織なのか?期待感高まって読めるようになってきた。今回も要望に応えてくれる内容だったし、マンネリにならないよう工夫する姿勢を感じた。著者の知識の引き出しが多いんでしょうね、デティールが凝ってて面白い。中盤から始まる怒涛のアクションの連続は、シリーズ屈指の迫力。長回しを多用した格闘映画のごとき興奮。終盤では意外な黒幕が明らかに。と、次巻への引きがあり早くも来年1月には5巻発売。軽快なフットワークだね。2019/12/24
黒瀬
205
今回はかつて父の組織と対立していた韓国の半グレ集団と相対することに。それだけでなく共に過酷な幼少期を過ごした弟の汚名を晴らさなければならない。嫌悪している公安に属する梅田と綾野とのチグハグな共同戦線は今までになかったもので、極限状態とはいえ笑い合うという非常に珍しい姿が見られました。(p.247) 戦いの場で出会った幼い子ども達はかつての自分。そこでの振る舞いはこのシリーズにおいて重要な意味合いを持つに違いない。2020/06/23
ひさか
167
2019年11月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。3作目までの事件の仕掛人であった半グレ集団との戦い。展開は前作と似ているが、戦闘シーンが強烈で、面白い。2020/07/06
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