きょうの肴なに食べよう?

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きょうの肴なに食べよう?

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041088906
  • NDC分類 929.14
  • Cコード C0098

出版社内容情報

偏食だった舌を変えた腸詰、酒と最高にぴったりなギョウザ、美しい女たちがまるごとかぶりつくノリ巻き、断食明けの食欲をよみがえらせるお粥と塩辛、酔い覚ましに完璧な水冷麺、狂おしいほどに愛おしい激辛青唐辛子、自分だけの流儀で食べたい鍋焼きうどん、新米と秋大根とタチウオが織りなす虹のハーモニー、恋人と食べた幻のカムジャタン、ソウルフード的ハイガイの煮付け、無性に食べたくなるスルメの天ぷら、ぷりぷりのサバの一夜干し……。どんな食べ物でも、味の中には人と記憶が潜んでいる。

【目次】
はじめに 酒飲みたちの母国語

第一部 春・青春の味
 ライラックと腸詰め/ギョウザらしいギョウザ/ノリ巻きは健気だ/衣焼きの花をご存じですか?/塩辛とお粥のマリアージュ

第二部 夏・以熱治熱の味
 夏の麺/冷汁刺身、トクベツの!/激辛青唐辛子の季節/夏場のつくりおきそうざい列伝

第三部 秋・甘くて甘い味
 木枯らし吹いたら鍋焼きうどん/給食の温度/秋大根の三段ケーキ

第四部 冬・はじめての味
 あのスープ、あのカムジャタン/私のソウルフードはハイガイの煮つけ/オムクひと串の思い出/家ごはんの時代

第五部 季節の変わり目
 干しイカの天ぷら/ぷりぷりのサバ/豆の粉の盆正月膳/負けた、ジャージャーに麺
 
隣の国の酒の友 訳者あとがきにかえて

内容説明

無類の酒好きの韓国人気女性作家が描く、絶品ソウルフードの数々。繊細な舌の記憶と「食」への揺るぎない想いで綴る至福の食エッセイ!

目次

第1部 春・青春の味(ライラックと腸詰め;ギョウザらしいギョウザ ほか)
第2部 夏・以熱治熱(熱には熱を)の味(夏の麺;冷汁刺身、トクベツの! ほか)
第3部 秋・甘くて甘い味(木枯らし吹いたら鍋焼きうどん;給食の温度 ほか)
第4部 冬・はじめての味(あのスープ、あのカムジャタン;私のソウルフードはハイガイの煮付け ほか)
第5部 季節の変わり目(干しイカの天ぷら;ぷりぷりのサバ ほか)

著者等紹介

クォンヨソン[クォンヨソン]
權汝宣。1965年韓国慶尚北道安東出身。ソウル大学校大学院国語国文学科修士課程と仁荷大学校大学院国文学科博士課程を修了。96年長編小説『青い隙間』で第2回想像文学賞を受賞して作家デビュー。呉永壽文学賞、李箱文学賞、韓国日報文学賞、東里文学賞、東仁文学賞を受賞

丁海玉[チョンヘオク]
1960年神奈川県生まれ。ソウル大学校人文大学国史学科卒業。詩誌『space』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

20
読友さんがほめていた。図書館で借りようと思ったのだけど、いつまで待っても入荷がない。仕方なく購入することにした。この本、面白い。最近読んだ日本人作家某大山伊都子(もじりです)の書いた食い物本と比べたら、はるかに絶賛本。とにかく辛そう。超絶辛い唐辛子が前提にあって、その上での食い物と酒。喰ってみたいと思うのだけど、超絶辛さの中に含まれる美味さを味わえるようになるためには、それなりのキャリアとトレーニングが必要そう。そんなわけで、安直レトルト韓国産スープを買ってきたのだけど、これは生臭くてまずかった。2021/07/12

くさてる

19
韓国の作家による食にまつわるエッセイ。人生の思い出のそこかしこに登場する思い出の味は、どれも、なんというか濃くて迫力があって、熱かったり辛かったり、美味しそう。考えてみれば欧米の作家のこういうエッセイは読んだこともあるけれど、アジアの作家は初体験で、分かるような分からないような、その感覚が面白かった。餃子が出て分かった気になっても、材料を聞けば日本で食べるものとまた違う。知っているようで実は知っていない、異国の食文化エッセイとして楽しめました。2021/01/30

K1

18
まずは「ごちそうさまでした」ー共に暮らす家族のことを「一食口(ハンシック)」、つまり食事を一緒にとる口の集まりと表現するが、共に生きるためには愛とか情熱も大切だか、スープの味付けやキムチの味もそれに劣らず大切になってくるーそれは家族だけでなく、すべての人間関係にも当てはまるーと書く著者の小説も読んでみたいと思った。2021/02/22

ヘジン

16
著者の初エッセイ集。何かおなかに入れてから読まないと、空きっ腹にこたえる。思ったより食べたことのある料理が多くて、おいしく読めた。映画『楽園の夜』にも出てきておいしそうだなと思っていた冷汁刺身(ムルフェ)、暑い夏に本場で食べてみたい。著者はアルコールと超激辛好きなのだが、私はそこは抜きにして白飯との組み合わせで。今夜は豚キムチ炒めを豆腐にぶっかけて食することにする。2022/07/26

ののまる

12
近くに韓国料理店がない場合、家に酒がない場合は、空きっ腹時にこれを読んではいけない。2022/02/15

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