角川ソフィア文庫<br> 哲学思想史―問題の展開を中心として

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角川ソフィア文庫
哲学思想史―問題の展開を中心として

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041087152
  • NDC分類 130
  • Cコード C0110

出版社内容情報

哲学を歴史として体系的に把握できる名著として紹介され続けてきた作品。
ギリシャ、中世、近世、現代哲学も、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論まで、、
なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?という問いを軸に学ぶことができる。

生の哲学の樹立者にして、ノーベル文学賞も受賞したベルクソン。
氏の研究でも知られる著者が遺した、通読できる哲学史の決定版!
「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」
佐藤優氏が復刊を熱望し続けてきた入門書、ついに甦る。

※本書は1949年に勁草書房より刊行され、62年に同社より新版が出された『哲学思想史』を文庫化したものです。
底本には71年の新版第8刷を使用しました。

【目次】
緒言 全面的に書き改めるに際して
序章 哲学と哲学史
第一章 古代哲学
第一節 ギリシャにおける学問の誕生とその発展
第二節 二元論と一元論
第三節 古代の唯物論
第四節 自由の問題

第二章 中世哲学
第五節 キリスト教思想
第六節 中世思想の根本問題
第七節 普遍者論争

第三章 近世哲学
第八節 近代文化の誕生
第九節 唯理論
第十節 経験論
第十一節 批判主義の根本精神
第十二節 弁証法的思惟
第十三節 唯物論とその超克

補章 現代哲学の動向

解説 佐藤優
参考文献
哲学者一覧表(年代順)
人名ならびに事項索引

内容説明

「哲学を歴史として、体系的に見ていくには1960年代の教科書が一番いい」。佐藤優氏が繰り返し絶賛してきた入門書、氏の文庫解説と共についに復刊。ギリシャ、中世、近世は元より、現代哲学も現象学からプラグマティズムに新実在論まで、なぜこのような思想は現れ、流行後になぜ消えたか?という問いを軸に学ぶことができる。著者は、生の哲学の樹立者ベルクソンの研究でも知られる。氏が遺した、通読できる哲学史の決定版!

目次

序章 哲学と哲学史
第1章 古代哲学(ギリシャにおける学問の誕生とその発展;二元論と一元論;古代の唯物論;自由の問題)
第2章 中世哲学(キリスト教思想;中世思想の根本問題;普遍者論争)
第3章 近世哲学(近代文化の誕生;唯理論;経験論;批判主義の根本精神;弁証法的思惟;唯物論とその超克)
補章 現代哲学の動向

著者等紹介

淡野安太郎[ダンノヤスタロウ]
1902年(明治35年)7月、兵庫県生まれ。哲学者、社会思想史家。27年(昭和2年)京都帝国大学哲学科卒。台北帝大助教授などをへて、57年(昭和32年)東京大学教養学部教授、のち学習院大学教授。フランス哲学を専攻し、生の哲学の樹立者にして、ノーベル文学賞も受賞したベルグソンとその思想を日本に紹介したことでも知られる。1967年(昭和42年)9月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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masabi

13
【概要】古代ギリシアから現代の現象学までの哲学の展開を解説する。【感想】世界哲学史シリーズを読むにあたってオーソドックスな西洋哲学史を押さえる目的で読んだ。原著が1949年のものなので、以降の哲学を知るには他を読む必要がある。当時の哲学者がそれまでの哲学の何を問題にしたのか、どう発展させたかを中心に書かれるので整理によい。とはいえ、個別に見れば今ではなされない解釈などもあるのだろうが。2023/08/20

Ex libris 毒餃子

13
和製シュベーグラーと思うくらい各思想に対して精緻な解説を加えている。古い本なので、批判検討が可能な範囲がヘーゲルまでだが、充分にありがたい。哲学用語を現地語から英語にいったん、変換して指し示すスタイルも理解が深まる。おすすめです。2022/07/15

Gokkey

11
非常に纏まりが良く、何度も通読できる。西洋哲学史として通読を前提としたものはほかにシュベーグラー/西洋哲学史(岩波)やリーゼンフーバー/西洋古代・中世哲学史(平凡社)があるが、前者は教父哲学がほぼ丸々スキップされており、後者は逆に教父哲学にページを割きすぎているきらいがある。その点、本書は思想の変遷をストーリー性をもって記載しており、バランスが良いと感じる。白眉はカント~ドイツ観念論~新カント派までの流れ。ここだけでも何度も読む価値ありと感じる。2023/05/20

まさにい

9
12月は哲学史の本を何冊か読んだ。西洋哲学は、哲学史を頭に入れてその流れの中で主張を把握するのが学び方であることをこれらの本を通じて知る。この本のいいところは、この流れを問題提起しながら書いてあるところ。ただ、やはり僕にとっては、難しかった。これはもう何度も反芻しながら理解していかなくてはならないのだが……。とにかくこのような本を手掛かりにしていこうと思う。2023年最後の読書でした。2023/12/31

筑紫の國造

7
まさしく、「通読できる哲学史」と呼ぶに相応しい。西洋哲学史を古代ギリシャから説きおこし、デューイやハイデガーなどまで解説する。単に哲学者を並べて記述するだけではなく、その哲学がなぜ生まれたのか、前時代の哲学からどのような影響を受けて展開していくのかがしっかり書かれている。著者の問題意識もあり、類書の中ではかなりわかりやすく書かれているのではないだろうか。それでも扱う対象からどうしても分かりづらい部分はあるが、それは著者の責任ではなく、対象の性質上やむを得ない事だと思う。2022/10/23

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