出版社内容情報
★慢性上咽頭炎の診断法、治療の極意、よく効く症状・症例、セルフケアを解説
★148枚の内視鏡写真で上咽頭の状態が一目瞭然
★EATを受けたい人、治療効果を高めたい医師必見!
本書では慢性上咽頭炎の疾患概念や原因、治療法(EAT)とその治療成績、セルフケアを解説しています。
慢性上咽頭炎の内視鏡所見も詳しく示しました。
一般の読者だけではなく、我々の同僚である耳鼻咽喉科医を含む、専門職の方にもご覧になっていただければと思います。
内容説明
慢性上咽頭炎の診断法、治療の極意、よく効く症状・症例、セルフケアを解説。
目次
第1章 慢性上咽頭炎とは
第2章 EATについて
第3章 慢性上咽頭炎の診断について
第4章 慢性上咽頭炎の内視鏡診断
第5章 EATの治療成績と症状別の治療症例
第6章 セルフケア
第7章 実際のEAT治療症例について
第8章 EATを受けられるにあたって
著者等紹介
大野芳裕[オオノヨシヒロ]
1964年東京都生まれ。1988年杏林大学医学部卒業、同年慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室入局、同大学関連病院出張を経て、1995年公立福生病院、2001年防衛医科大学校、2002年杏林大学医学部、2005年同大学講師(いずれも耳鼻咽喉科)。2007年に大野耳鼻咽喉科を開業。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医、日本気管食道科学会専門医。日本口腔・咽頭科学会上咽頭擦過療法検討委員会委員。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
鼻と喉の境目 上咽頭 軟口蓋裏の上咽頭 喉の最初に外気に触れる部位 免疫応答を行う上咽頭 慢性化した上咽頭粘膜の炎症 見逃されている慢性上咽頭炎 ありふれた疾患 慢性上咽頭炎 細菌やウイルス感染による悪化 口呼吸による乾燥も原因 NBIによる血管や微細構造の観察 喉に流れ落ちる後鼻漏 自律神経を介する多様な症状 上咽頭炎と病巣疾患の関連 1960年代提唱の慢性上咽頭炎概念 Bスポット療法 上咽頭擦過療法 塩化亜鉛による上咽頭の消炎作用 滞留循環改善作用 瀉血効果 改善率85.7%のEAT治療成績2025/05/16