出版社内容情報
聖杯大戦は新たな局面へ――!
内容説明
スパルタクスが起こした混乱に乗じ大聖杯を強奪したシロウ・コトミネ。彼はジャンヌ・ダルクと遂に相対する。かつて人々から敬愛された二人のルーラーが新たな聖杯大戦を勃発させる。一方、戦場の外にいたジャック・ザ・リッパーが聖杯獲りのためマスター暗殺に動き出す―。そしてホムンクルスであった少年、ジーク。“竜殺し”に変身して生命を削られる彼もまた、サーヴァントとして苛烈な戦いに身を投じることを決意する!!
著者等紹介
東出祐一郎[ヒガシデユウイチロウ]
小説家、シナリオライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にぃと
5
もう1人のルーラー、天草四郎の登場と裏切り者の存在により陣営シャッフルされ、当初の赤と黒からふたりのルーラー陣営の対決に構図も変化。なんとなく天草側が圧倒的な戦力かと思ってたけど、バランス的には互角くらいらしい。生き残ったサーヴァントたちの見る夢のエピソードもあり、黒のアサシンによる見えない脅威はありながらも後半は戦闘もなく後半に向けた溜めの巻といった感じ。平和的で楽しげな場面もいくつかあって、これはこれで貴重かも。2022/09/12
HANA
4
どんどん混沌化していく物語。赤と黒が混ざってどうなることやら。キャスターは基本ヤバいやつがなるのかとそろそろ確信持てそうな。2020/04/30
あるこる
3
ジャックとの戦闘前迄 記憶違いかもだが、ジーク,ジャンヌ,アストルフォの三角関係感が強い 天草四郎に従うサーヴァント達が英雄感無く、ストーリーの為の行動を取ってるのが微妙 黒側は成長するマスターが居るから何とかなってるけど、赤側本当に駒って感じ ただ、ジャンヌに世界と変化の話をさせるのも、現在進行系で社会を動かしたがらない側の存在に言わせてると思うと中々批判的だけど、もっと名言して欲しさはあるよね ジャックがいるのだからこそ尚更だし、4巻で語られる事を期待2024/12/04
みどり
3
ジーク君、ラストどうなったか、どうなるのか? 気になって仕方がない。 解説が杉井光氏で、解説というより、一つの短編のようでそっちも気になった。2020/01/28
黒澤
1
3巻目はバトルというよりは今後の展展開への準備といった感じだった。黒のアサシンとの戦いや空中要塞の攻略の仕方などこれからの展開が楽しみだ。2021/04/08