内容説明
父は戦乱を終結させた異世界の王だと教えられて育った枢は、ある日、異世界で目覚め、騎士ルースに助けられる。だが母から聞いていた物語とは様子が違い、戦は終わっておらず、王国は滅亡寸前。そして父王はまだ子供だった。どうやら三十年ほど時を遡ってしまったらしい。歴史が変わることを危惧した枢は、両親が出会い己が生まれる未来、なにより愛するルースのために、国を勝利に導く決意をする。ルースもまた枢を「命に代えて護る」と忠誠を誓うが―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anko
22
異世界トリップにタイムトリップが合わさり面白くてやめられなくて一気読み。そして5月刊待てずにweb探して読んでしまいましたが、展開の違いがあるのか気になるので5月刊楽しみです。ルースと枢の関係が素敵なのはやっぱりルースが騎士だからかな。騎士物スキーには堪りません。2019/04/12
ハル
10
<再読>2022/11/03
ハル
9
♥♥♥♥♥ 再読2025/04/12
たろさ
9
絶対、読み出したら止まれないと思ったので、5月発売の下巻を待って読了。ムーンさんでの連載時、ジレジレしながら更新を待っていたあの日々。BLだけれど極上のファンタジー。ルースの一挙手一投足に目が離せず、例え先がわかっていても、このワクワク感がたまらないです。 枢もただの高校生だったのが、段々と自分の運命と役割を受け止めて、強くなって行くのが嬉しい。二人の主従・恋人関係も素敵。コミコミペーパーは、ルースの名前について。電子特典は、レオ様の一日。2019/05/01
ハル
8
<再読> 2024/07/16