月の王

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月の王

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  • サイズ 46判/ページ数 456p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041077917
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大戦の暗雲が迫る、魔都・上海。帝国陸軍特務機関所属の伊那雄一郎は、田辺少佐から緊急招集を受ける。伝えられたのは、駆け落ちした華族令嬢・一条綾子の身柄を、各国の特務機関や蒋介石隷下の藍衣社に先んじて確保せよという密命だった。しかも、皇室から直接派遣された謎の男・大神明と共に遂行せよという。渋りながらも拝命した伊那であったが、藍衣社の異能戦闘集団を率いる杜龍と四天王に急襲される。死地を救ったのは、身に「月」を背負って人間を遥かに凌駕した膂力で戦う、大神その人であった。やがて、各国の特務機関やマフィアの青幇をも巻き込み、上海租界を血の暴風が吹き荒れる――。最後に勝つのは……誰だ!?

内容説明

世界大戦の暗雲が迫る、魔都・上海。帝国陸軍特務機関所属の伊那雄一郎は、緊急招集を受ける。伝えられたのは、駆け落ちした華族令嬢の身柄を、各国特務や蒋介石隷下の藍衣社に先んじて確保せよという密命だった。しかも、皇家から直接遣わされた男・大神明と共に成し遂げよという。不審を感じながら拝命した伊那は、藍衣社の異能戦闘集団を率いる杜龍と四天王に急襲される!死地の彼を救ったのは、月を背負い超人的膂力で戦う、大神その人であった…。

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。96年、『不夜城』で衝撃的なデビューを飾る。翌年、同作品で第18回吉川英治文学新人賞を、98年、『鎮魂歌 不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞を、99年、『漂流街』で第1回大藪春彦賞を、2020年、『少年と犬』で第163回直木賞を受賞。ロマン・ノワールの旗手として数々の作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

151
大戦前夜の上海を舞台にした謀略小説とは『不夜城』の新バージョンかと思って読み始めたら、やがて平井和正『アダルト・ウルフガイ』のオマージュと見えてくる。古き盟約により天皇の護衛を務める人狼一族の男と、蒋介石の戦闘部隊を率いるドラゴンの末裔が魔都の暗闇で激闘を繰り返す伝奇小説へと変貌する。そこに超人戦士を作り出すナチス製薬物という『ビッグⅩ』のアイデアを組み合わせ、勝つためなら手段を選ばぬ近代戦争の狂気との戦いに発展していく。これほどSFファンタジー性の強い作品を書くのは、還暦間近で新分野に挑戦するつもりか。2022/05/27

のぶ

104
馳さんのノワール小説を読むのは初めてだったが、これはノワールというより、何だかSF色の強いファンタジー作品であるように感じた。舞台は戦争を間近に控えた上海。帝国陸軍特務機関所属の伊那雄一郎は緊急招集を受け、駆け落ちした華族令嬢、一条綾子の身柄を、各国の特務機関や蒋介石隷下の藍衣社に先んじて確保せよという密命だった。本国からは天皇陛下を護衛する役割を担うという大神明が送り込まれる。激しいアクションとバイオレンスが、迫力を際立たせるが、終盤のアニメチックな展開はあまりの荒唐無稽さに付いていけなかった。2022/04/19

初美マリン

99
壮大なロマンです!月を守護神として生きる狼人間、何でもありの感はしますが一気に読めます。余談ですが逆鱗と言う言葉の由来を初めて知りました。2024/02/04

89
かなりファンタジー要素が入った作品。この作者としては珍しいというか、初めてになるのかな⁉サクサク読めたけど意外感のほうが強い2022/07/20

ゆみねこ

81
第二次世界大戦前夜の魔都上海を舞台に大神明が暴れまくる。やんごとなき令嬢を日本に帰らせるため、陰謀と謀略渦巻く上海に血の雨が降る。ありえない設定だけどそこは物語の世界、面白くて一気に読了。さて、明と雪に未来はあるのか?続きがあったら読みたい。2022/05/06

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