出版社内容情報
五千石でも大大名。喜連川藩の一大事! 新シリーズ始動!江戸藩邸も藩士も<絶体絶命>!
武士の矜持と親子愛が胸を打つ、
「剣客船頭」 「浪人奉行」の著者待望の新シリーズ始動!
下野国にある喜連川藩は、小さいけれど格式は高く、江戸城では大大名と肩を並べる席が用意される。
参勤交代も賦役も免除という特別待遇だが、石高は低く、藩政は決して楽ではない。
藩の中間管理職・天野一角の苦労は絶えなかった。
後添いの妻・雪乃と息子の清助の不仲に苦慮していたある日、江戸藩邸が火事に遭ったとの知らせが舞い込む。
検分を命じられた一角は、家老の許しを得、後学のためと清助を連れて江戸に赴くが、
江戸留守居添役・中原は尊大で、不正の疑惑が持ち上がっていた。
さらに清助が、神隠しのように姿を消してしまい――。
理不尽を打ち払う一角の姿と母子の情が爽やかな感動を呼ぶ、痛快&感涙の時代小説!
稲葉 稔[イナバ ミノル]
著・文・その他
内容説明
下野国にある喜連川藩は、家格は高いが石高は低い。藩の中間管理職・天野一角の苦労は絶えなかった。後添いの妻・雪乃と倅・清助の不仲に苦慮していたある日、江戸藩邸が火事に遭う。検分を命じられた一角は家老の許しを得、後学のためと清助を連れて江戸に赴く。だが尊大な留守居添役・中原の不正が発覚、さらに清助が神隠しのように姿を消し―。理不尽を打ち払う一角の姿と母子の情が爽やかな感動を呼ぶ、新シリーズ開幕!
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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