角川文庫<br> 杜子春

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角川文庫
杜子春

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041061763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



芥川 龍之介[アクタガワ リュウノスケ]
著・文・その他

内容説明

金持ちの息子、杜子春が財産を使い果たし途方に暮れていると、見かねた仙人に大金を授けられる。しかし、金の有無で態度を変える人間に嫌気がさし、仙人へ弟子入りを志願した。そんな彼に課された条件はたった一つ。「決して声を出さないこと」。虎や蛇、地獄での責め苦にも、決して口を開かない彼だったが…。青年が平凡に生きる喜びを見つけるまでを描く「杜子春」ほか、「女」「南京の基督」など全十七篇を収録。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
明治25(1892)年東京生まれ。東大在学中に豊島与志雄や菊池寛らと第三次「新思潮」を発刊。大正5(1916)年に発表した「鼻」が夏目漱石に激賞され、続く「芋粥」「手巾」も好評を博す。後年は、厭世的人生観に拠った作品を手がけ、また小説の「筋」をめぐり谷崎潤一郎との文学論争に至った。昭和2(1927)年、「ぼんやりした不安」から睡眠薬自殺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

55
やはり芥川は面白いと思わされます。表題作などテンポが良くて読みやすいですね。ハマる作品が色々ありました。『南京の基督』とか出だしから心を掴まれます。2022/04/12

優希

50
改めて面白いと思わされます。『杜子春』の普通に生きる喜びには共感します。個人的に『南京の基督』も好きだなと。2023/03/20

万葉語り

38
杜子春は帯にあった「人間というものに愛想がつきたのです。」が印象的だった。17編の短編とエッセイで印象的だったのは「南京の基督」と「素戔嗚尊」様々なことに造詣の深い作家だと改めて思った。2017-1892017/12/06

mm

26
「日本近代文学の起源」を読んだ時、芥川と谷崎の間に起こった「『話』のない小説論争」の事が書いてあったので、芥川を読む。柄谷はこの論争で「話」が指しているものが両者で食い違っており、むしろこの論争は、中心性を持たないことへの立場の近さを示しているということなのだが。この芥川本のコンセプトはわかりやすくて、大正9年の3月から10月に書かれたものがほとんどである。大正8年に作家の危機として、同じようなものの繰り返しに陥った芥川が、転機を測って脱出を試みた時期らしい。クリアカットの文は不変のようだけど。2018/09/04

那由多

22
かつて菊池寛は「芥川の作品は銀のピンセツトで人生を弄んでゐるやうな、理智の冷たさがある……」と評していたが、ここに収められた作品群には既に当てはまらない。どれもそこそこ巧く他の作家なら合格点に達しても、芥川にしては平凡の域を出ていない。しかし『女』の蜂が蜘蛛に襲われるシーンなどのように、描写力はいずれも圧倒的。そしてページ数が短ければ短いほど、筆が冴える。2020/06/12

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