目次
プロローグ まんが版自治体職員新人研修
第1章 地方自治と自治体法務
第2章 自治体職員ならこれくらいの法務能力を
第3章 自治体行政の組織はどうなっているか
第4章 地方自治を支える自治体職員
第5章 自治体の情報はみんなの“財産”
第6章 住民と対話する行政!
第7章 トラブルの解決も法に基づいて行う
第8章 行政上の義務は職員にも住民にも
おまけ 創造的な情報収集のあり方
著者等紹介
木佐茂男[キサシゲオ]
1950年生まれ。北海道大学法学部教授を経て、九州大学大学院法学研究院主幹教授・弁護士
田中孝男[タナカタカオ]
1963年生まれ。札幌市職員(約19年間勤務)を経て、九州大学大学院法学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろあ
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自治体職員が身につけるべき法律の知識を、自治体職員の仕事のあり方とともに学ぶことができる。紹介されている法律知識自体は地方自治法や主要な行政法などの基礎的な部分で、法学部生なら既に学んでいるであろう。随所に参考文献の紹介がある点は親切。2014/12/24
R
0
自治体「法務」入門と題されているが、法務担当者というよりは新人地方公務員をメインターゲットにしているだろうと思われる。無駄なく、簡潔で、わかりやすく書かれている。 地方分権改革が進むなかで、法に則った行政が期待されると大いに語られている。しかし、官主導の改革に付随して語られる夢や理想には苦い思いもあり、私個人としては内心ワクワクしつつも半信半疑の域を出ない。 地方公務員になった人はもちろん、これからなる人もそしてそして議員さんや一般市民にも是非読んでいただきたい一冊であることは間違いない。2012/10/09