青年市長は“司法の闇”と闘った―美濃加茂市長事件における驚愕の展開

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青年市長は“司法の闇”と闘った―美濃加茂市長事件における驚愕の展開

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041058138
  • NDC分類 326.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

史上最悪の不当判決はなぜ下されたのか? 担当弁護士が核心に迫る!

内容説明

全国最年少市長・藤井浩人氏を襲った、身に覚えのない「浄水プラント収賄疑惑」。何ら証拠もないのに二審で逆転有罪判決が下る。市長とともに検察の闇に挑んだ弁護士の熱き記録。

目次

序章 “奇跡”はなぜ起きたのか
第1章 私はなぜ「潔白」を確信したのか
第2章 「非道な取調べ」と「裏付け証拠の無さ」
第3章 身柄奪還のための「人質司法」との闘い
第4章 市長の政治生命を守った“市民の圧倒的支持”
第5章 「有罪視報道」にどう立ち向かったか
第6章 「証言の信用性」はどのように判断されるのか
第7章 「詐欺師」の正体
第8章 当然だが、容易ではなかった「一審無罪判決」
第9章 「一審無罪事件の控訴審」で行われたこと
第10章 控訴審の迷走
第11章 驚愕の「逆転有罪判決」
第12章 上告審での“再逆転無罪”を確信する

著者等紹介

郷原信郎[ゴウハラノブオ]
1955年島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年弁護士登録。08年郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。企業・官庁の不祥事対応でも活躍するコンプライアンスの第一人者であり、これまで総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、総務省年金業務監視委員会委員長、総務省コンプライアンス室室長などを歴任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

31
ニュースでちょこちょこ見てた収賄疑惑事件の経緯が知れます。国家権力恐ろしいわ。現役市長の収賄を立件という手柄に飛びついた検察。でも金額が30万ぽっちなのね…。あと賄賂を贈った人物のまあ怪しげなことと言ったら! でもこの本残念なとこは、ルポライターじゃなくて主任弁護士が書いてるのでなんというか一方的ではあるよね。そして文章が固い。法律の専門用語が多すぎて読むのに難儀。2018/02/28

hk

25
さる6月1日に日本でも「司法取引制度」が施行された。いみじくも本書の問いかけの一つは「表向きは禁じられている司法取引と、被告人が検察側や裁判所の心証をよくする行為、両者の垣根はいったいどこにあるのだろうか?」というもの。 これまでも水面下で司法取引があったのでは、と疑われている案件は枚挙に暇がない。だがこれからは「司法取引」が法律の担保を得て堂々と行われる。 それが果たして司法による裁きを公明正大なものとするのか?それともさらなる冤罪の苗床となるのか? 本書を読みながらそうした問いが脳裏をよぎっていた。 2018/06/16

ふぇるけん

14
岐阜県美濃加茂市の青年市長に降りかかった30万円の収賄疑惑。身の潔白を主張して闘い一審無罪を勝ち取ったものの控訴審で有罪となり、さらに本書の出版直後に上告棄却により有罪確定、辞職に追い込まれた。弁護人当事者による著書という偏りを考慮しても、明らかに冤罪としか思えない。そして一番の被害者は有能なリーダーを失った美濃加茂市民だろう。日本の司法の未来が暗く感じた一冊。2018/03/07

chinayo

5
警察と検察の結託を覆すことが、このような冤罪事件を通して難しい事をよく示されている。詐欺師の中森を利用して前市長をそこまで追い詰めていく理由は何なのか。今月再控訴したので、今後のいく末を見守りたい。2021/12/12

トト

5
美濃加茂市長収賄容疑の裁判に関する一部始終を、担当弁護士が纏めたもの。最高裁の結論前の出版であり、結論を知った上で読むとやり切れない気持ちになります。 警察、検察、司法についての問題は他の事件でも指摘されていますが、この内容が事実ならば、国家の品位に関わる問題に思えます。 有罪率99.9%と言われますが、冤罪率は何%なのだろうかと考えてしまいます。2018/05/03

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