出版社内容情報
鳩が恋文を運ぶ!? バカバカしくも愛おしい、伝書鳩小説!クラウジウスの原理とは「エネルギーは必ず高い方から低いほうへと流れていく」こと。すなわち女の子はみんな、見てくれがいい男の所に行ってしまうのだ! そこで恋愛に縁のない貧乏青年・磯野が始めた新事業とは?
松尾 佑一[マツオ ユウイチ]
1979年大阪生まれ、北陸在住。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。
博士(工学)。現在、国立大学で研究教育職に従事。専門は生物学、遺伝子工学。2009年『鳩とクラウジウスの原理』で第1回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー。他の著書に『昼寝の神様』『恋のエニグマ3号』『彼女を愛した遺伝子』『生物学者山田博士の聖域』がある。
内容説明
モテない24歳の貧乏青年、磯野は公園で出会った紳士にスカウトされ、鳩が恋文を運ぶサービスに関わり始める。次第にやり甲斐を感じる磯野だったが、ある日、伝書鳩が「クラウジウス団」を名乗る集団に捕らえられてしまう。彼らの目的は「この世のあらゆる恋愛を妨害すること」。かくして、鳩を巡るナンセンスな闘いが幕を上げた―。コミカルな語り口で現代男子のリアルを描く。第1回野性時代フロンティア文学賞受賞作。
著者等紹介
松尾佑一[マツオユウイチ]
1979年大阪生まれ。大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。国立大学で研究教育職に従事。専門は生物学、遺伝子工学。2009年『鳩とクラウジウスの原理』で第1回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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