角川文庫<br> 一八八八 切り裂きジャック

個数:
電子版価格
¥1,012
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
一八八八 切り裂きジャック

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 08時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 784p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041036198
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

19世紀末、霧の帝都ロンドンを恐怖に陥れた連続娼婦殺人事件。殺人鬼「切り裂きジャック」の謎を日本人留学生の美青年探偵・鷹原と医学生・柏木が解き明かしていく。絢爛たる舞台と狂気に酔わされる名作ミステリ!

内容説明

19世紀末、大英帝国の首都ロンドン。謎の殺人者「切り裂きジャック」による連続殺人事件が街中を恐怖に陥れていた。医学留学生の柏木は、友人でロンドン警視庁に所属する美青年・鷹原とともにこの事件と深く関わりを持つことになるが―。2人の日本人青年の目を通じてヴィクトリア朝時代のロンドンを緻密に描き出し、絢爛豪華な物語が展開される。小説世界に浸る喜びを存分に堪能できる、重厚かつ品格に溢れた傑作ミステリ。

著者等紹介

服部まゆみ[ハットリマユミ]
1948年、東京生まれ。現代思潮社美学校卒業後、加納光於版画工房にて銅版画を学ぶ。87年、『時のアラベスク』で第7回横溝正史賞を受賞しデビュー。2007年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

169
大英帝国を混乱に陥れ、未解決のまま幕を閉じた悪名高き「切り裂きジャック」。日本からの留学生柏木は友人鷹原と混乱の渦に巻き込まれていく。 犯人は誰なのか、というミステリとしての楽しみもさることながら、当時の霧さえ目前に烟っているかのような精緻な描写にうっとり。当時の政治的背景や魔都としての妖しい側面、階級制、街並みなどが差し迫ってきて、自分も一緒に留学して帰ってきたようなたっぷりとした読み応え。すっかり物語の世界に連れていってくれる大満足な1冊です。ジキルとハイド、アリスなど英文学も併せて読みたい。2019/09/18

ナルピーチ

134
世界に名を残す未解決事件“切り裂きジャック”19世紀末の大英帝国、ロンドンを舞台に二人の若き日本人がその謎に迫る。 エレファントマン、ガネーシャ、ヴィーナス、英国王室、その他の史実を巧みに織り交ぜながら物語を展開させ、伝説のシリアルキラーと対峙していく。著者服部まゆみは膨大な資料を読み説き、最後にどんな結末を描いたのか。単にミステリだけを描いた作品ではない圧巻の内容でした!2020/08/03

ちょろこ

119
彷徨い燃え尽きた、一冊。1888年の英国を舞台に、実在した人物を絡めながら描く切り裂きジャック事件物語。長い船旅を終えた気分。渡英しまた帰国した、それほどの時間。一体誰が犯人なのか…英国の霧に包まれた夜を彷徨わされながら、心はしばし幻想さを漂わせる夜の雰囲気にのみこまれる。遠い異国の地での凄惨でありながらも未解決の事件に興味惹かれ、改めて小説の魅力を感じた時間でもあった。鷹原と柏木の二人も魅力的。巧く日本の歴史を絡ませた事件への糸口とラストは息をのむほど。まさに自分の心も燃え尽きた、圧巻の作品。2019/10/19

勇波

117
終わった。達成感がハンパない。本書より長い本は結構読んでる方だと思うけど時間かかった。一体何人出てきたんだ?!『切り裂きジャック』についてはあんまり詳しい方じゃなく、今まで読んだのは島荘の「百年の孤独」くらい。あっちはかの探偵が鼻唄まじりで解決しちゃうんですけど(笑)こっちは実在の人物が出てるんで陰鬱感がすごい。と言いつつ時代の絢爛豪華さも圧倒的。同じ服部作品の『この闇と光』ってタイトルこの作品の方が合ってるんじゃないですか?ミュージカルでやればめっちゃ面白そう。いつの日か必ず読み返したい作品の一つです★2016/08/02

青蓮

95
19世紀末、ロンドンを震撼させた「切り裂きジャック」を題材にしたミステリー。登場人物が多くて把握するのがちょっと大変でしたが、読み進めるうちに凄く引き込まれて、まるで映画を見てるようでした。「切り裂きジャック」は一体誰なのか、最後までハラハラしながら読みました。犯人はあの人……衝撃的な真相に驚愕しつつ、読了。大変面白かったです。2015/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9851492
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。