角川文庫<br> ホームグラウンド

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角川文庫
ホームグラウンド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041025963
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

休耕地の有効利用を持ちかけた圭介に、祖父の雄蔵はある少年について話し、荒れた土地を耕し始める。芝生の広場をつくる、という老人の夢に巻き込まれていく圭介は、迷いのあった人生の舵を切るが――。

内容説明

建設会社に勤める圭介は、広大な休耕地をもつ祖父の雄蔵に土地の有効利用を持ちかけていた。しかし、脳卒中から快復した雄蔵は圭介の提案を断ると、自分の命を救ってくれた少年について語り、荒れ果てた土地をひとり耕し始める。芝生の広場をつくる、という老人の夢に巻き込まれていく圭介は、両親と祖父母の確執の真実を知り、迷いのあった人生の舵を切る。愛しい人のために今を変えようと奔走する、家族の絆の物語。

著者等紹介

はらだみずき[ハラダミズキ]
千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ 再会のグラウンド』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinji

103
読みやすかった。はらださんの作品はどれも頬に風を感じられるような爽やかさがあるのですが、中でもこの「ホームグラウンド」は予定調和的なところはあるものの全体が心地良かったですね。国立競技場の夏でも冬でも綺麗な緑はサッカーだけじゃなくスポーツ好きなら憧れるのは当然で、その気持ちは雄蔵も然り。由紀子と修司が背負ったものは、苦しく辛いものだけれども、明かされた圭介の苦さも相当なもので、それを解きほぐした春菜が最後に印象アップ。「子どもは守るもの、絆は紡ぐもの」こういう気持ちは大切にしたいですね♪2016/10/29

ともとも

38
人の家族の闇、そして挫折、すれ違い・・・ 閉ざされていた人の心が、土地ととある出来事で 次第に開かれていき、微妙な距離感の人の心と 関係を少しずつ縮め、家族、恋人、仲間の関係を 再生し、絆を深めていく。 愛、夢、希望が物語を包み込み、読み手のその素晴らしさ を痛感させながらも、心温まる感動のストーリーで 良かったです。2015/08/26

吾亦紅

34
この小説に登場するおとなたちは皆、人生に躓いたり諦めたりしたひとばかり。71歳で脳卒中で倒れ、快復した雄蔵もそのひとりだが、荒れ果てた土地をひとりで耕し始める。それはやがて天然芝が一年中青く茂るサッカー場になっていくのだが、その過程でそれぞれのおとな達も、もう一度自分の人生を掘り起こして耕していく。芝のグラウンドの鮮やかな色と匂いを感じられる小説。2020/01/10

*mayu*

20
序盤でサッカーをする場所を探す親子が主役かと思いきや(笑)はらださんの作品は初めて読みましたが、割りと読みやすかったです。祖父の雄蔵と圭介のたどたどしい感じから土地に芝生を植え始めてから近付いてくる距離にほっこり。多少とんとん拍子で行き過ぎでしょ。と思いつつも帯に書いてある通り心がほどけたような気がします。2015/06/25

アマンダ

9
サッカーは全く好きではないけれどはらださんの書くサッカーのお話は大好きで、サッカーを知らなくてもすごく面白い。ホームグラウンド、これはサッカーのお話というよりは家族とかのお話…。他の方が書かれているようにふむふむ、フィールドオブドリームだ。とっても面白かった。ゆうじょうのグラウンドだ。2021/11/20

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