出版社内容情報
三びきのコブタがつぎつぎとこわいオオカミに襲われるという有名な昔話を,加害者のオオカミの立場から見たらどうなるか.そういう発想でつくられ見事に成功し,たちまちベストセラーになった話題の絵本.
内容説明
コブタがつぎつぎとこわいオオカミに襲われるという有名な昔話を、加害者のオオカミの立場から見たらどうなるか。そういう発想でつくられ見事に成功した話題の絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
284
ジョン・シェスカ 文、レイン・スミス 絵。ともにアメリカの絵本作家で、この2人による絵本多数。「三匹のコブタ」のお話は、元々は民間伝承であったものが、イギリスのジェイムズ・O・ハリウェル=フィリップス編纂のおとぎ話集(1843年刊行)に収録されたのが最初のもののようだ。さて、本書は、そのお話の真相を話そうというのだが、なんだかこれもかなり怪しく、読者をケムに巻くものだ。絵はかなり独特のタッチでカラーも美しい。エンディングの絵はことに秀逸。2025/06/12
Natsuki
59
みんながよく知っている『三びきのコブタ』をオオカミの主張に基づいて再編したアナザーストーリー♪そう、彼の言い分を聞いたことはいまだかつてなかった気がする(^w^)新聞が伝えなかったオオカミの話。マスメディアの力はある意味恐ろしいΣ(-∀-;)2014/12/09
gtn
54
真実の一面が見えてくる。虚偽でなければ。2020/08/01
かおりんご
47
読み聞かせ(59)実は、コブタがわからず屋だっただけ。というお話に、食い入って聞いていました。食べられたところは、「なんで!」となりましたが、オオカミの理由を聞いて納得。真実は、なんでしょうね。2015/05/20
かおりんご
46
読み聞かせ(206)高学年児童による読み聞かせ。本当は、オオカミはいいやつだった?楽しく聞いていました。2014/11/18