内容説明
安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ―。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。
著者等紹介
桜木紫乃[サクラギシノ]
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。07年、初の単行本『氷平線』が新聞書評等で絶賛される。11年刊行の『ラブレス』で13年、島清恋愛文学賞受賞。同年、『ホテルローヤル』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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