角川ビーンズ文庫<br> 亜夜子と時計塔のガーディアン―約束のチョコレート

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角川ビーンズ文庫
亜夜子と時計塔のガーディアン―約束のチョコレート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041017180
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

19世紀末。憧れの英国へ留学した桜桃院亜夜子は、ひょんなことから鋭い美貌を持つ青年紳士レイと主従契約を結び、彼の下僕として連日連夜振り回されることに。ある日、ロンドンの街で凶悪な“切り裂きジャック”による連続殺人事件が発生し、容疑者としてレイの親友、シーモアが逮捕されてしまう!彼の濡れ衣を晴らすため、事件解決に乗り出す2人だが!?超変人監督生と大和撫子―凸凹コンビの英国事件譚、第2弾!!

著者等紹介

喜多みどり[キタミドリ]
北海道出身。第1回角川ビーンズ小説大賞奨励賞受賞。「天空の剣」(書き下ろし)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

66
レイはrayで光の事で、亜夜子はそのまま夜だから光と夜で二人はよいコンビになるのだろうなあとか、時計塔って言うのは十二の暗示でアーサー王の円卓の騎士とも重なるから主要な登場人物が十二人になるのかなーとかFはfunのFだろうけれど、意外とFAGのFだったりしてとか今後の展開をあれこれ想像できて楽しかったのですが、ここでおしまいだそう。ちょっと残念な様な。いかれ頓痴気な犯人や意外と人気者のレイとか大人達の思惑も色々ありそう。夜よりも黒く、恋よりも甘いチョコレートを二人が堪能できたようなので、まあこれはこれで。2016/06/04

蝶よ花You

42
大満足な気分で本編を読み終わり、次巻への想いを侍らせ、あとがきにて…。えっ?これで完結?完結ですと?!あらやだ、私の目はいつの間に耄碌してしまったのかしら。見間違いよ、見間違い。もう一度見てみ…。「完結」。揺るぎようの無い完結の文字が踊る。これ打ち切りってやつですか?!なぜ?人気が出なかったのか?確かに私も表紙絵で本屋で手に取るのは躊躇し、しかし、好きな作家さんなので密林さんにて手に入れた人間ですが、読んで人気の出ない作品では無いと思うのですが…。残念無念。続きが出て然るべき作品だと大いに推したい作品。2015/09/21

ももたろう

30
再読。うわーんやっぱり大好きだよ~この作品!今まで何度も妄想し思いを募らせ続けてます。そのせいか脳内に映像が流れ…海外ドラマを見ているよう。アヤコのかわいさレイの理知的なところや話し方全てツボです!切り裂きジャック事件はどんでん返しに次ぐどんでん返し(ちょっと大げさ過ぎる?)にハラハラしどおしです。レイとアヤコの恋をもっと見たかった~「君が喜ぶならどんなことでも…」と何かにつけ甘やかすレイ。詩が浮かぶってもうそれは完全に「恋」でしょ!いやレイはもう自覚してますよね。完結なんて言わずどうかどうか続きを~~!2015/09/23

まなな

28
伏線回収しきれずに完結。これから、まだまだ面白くなりそうだったのに残念。2015/01/27

いわいわし

21
えっ⁉︎新春ドッキリですか⁇ 2巻でまさかの最終巻。きっともっと続く予定だったはず。簡明な文体にて濃厚な内容でした。序盤から終盤までどこもかしこも詰まっています。本作自体が作中でアヤコの食するザッハトルテのような味わいです。時々ラム酒が強く効いている所もあります。特に幕間‼︎レイ視点がシンプルなのに濃密な甘さで、手うちわして顔の火照りを逃さねばなりませんでした。もう少しアヤコとレイのちぐはぐなやりとりを読んでにやけていたかったです。今回大活躍の校長先生も大変いいご性格で、これでシリーズお別れだなんて……2015/01/08

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