出版社内容情報
教主バルバドスの罠により、再び記憶を奪われたミレーユ。彼女を諦めきれないフィデリオが選んだ道とは。そしてリヒャルトとフレッドは、ついにミレーユ奪還に向け動き出す! 物語はいよいよ終幕へ――!
内容説明
「もうやだ。リヒャルト、助けて…」ミレーユがそう言って縋りつくのは、リヒャルトではなく、フィデリオだった。大事なものを奪われ、さらにはダラステア皇帝が教主側に寝返ったらしいと知り、愕然とするミレーユ。「よくも俺のミレーユを…!」「あなたのことが好きなんだ」ついにミレーユのもとに辿り着いたリヒャルト、思い惑うフィデリオ。同じ女性を想う二人が取った行動とは―!?
著者等紹介
清家未森[セイケミモリ]
福岡県出身。第4回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞。「身代わり伯爵の冒険」(受賞作改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
39
いよいよ船上でのミレーユ救出劇! 何てところで終わるんだ~ということで、下巻へ(笑)。2015/11/16
絳楸蘭
32
よかったぁ…と安堵したのも束の間。えっ!?そこで終わるの?しかもロジオンは?フレッド兄さんは?10月まで待たなきゃないのね(泣) 今回はミシェルの演技力が向上していたことに拍手です。2015/04/07
まなな
28
次巻で最後。超王道ラブファンタジーをうたってるので、最後はみんな笑顔になるでしょう。フィデリオ様も幸せになってほしいな。今巻もまるまる船の中で緊迫する状況だったのに、ロジオンは大真面目に笑わせてくれました!ホント、この人好きだ。2015/04/01
ゆり
22
うわあ、またなんてところで終わるんでしょう……!幸せなラストを信じているので耐えます(笑)。フィデリオさまの静かな本音をようやくすべて聞けてちょっと泣きそうになりました。彼へのリヒャルトの信頼感にもほろり。ミレーユを取り戻そうとするリヒャルトが本気でヘビーでやっぱりこのふたりを離れ離れにしちゃだめだと思いました。色々二人分でバランスとれてるよ。うん。ロジオンの鳥にもちょっとくすりと。思っていたよりフレッドの出番が少なかったかな。フランソワーズ久しぶりでした。2015/04/01
そうび
17
そうか、第一巻は八年ほども前に出たのか。読み手の感覚も変わろうというもの。ご都合主義が気になって入りこめない……リヒャルトが直接救出とか何があってもダメだと思うの……。あとは最終巻と、外伝でも出るのかな。2015/04/26
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