出版社内容情報
美術、歴史、文学──ヨーロッパ中世研究のさまざまな分野で最高の評価をうけている名著、エミール・マールの図像学、待望の完訳。図像を通して中世の精神を読み解く壮大な試み。
内容説明
死の舞踏、ピエタ、聖墓、往生術―打ちつづく戦乱と悪疫の大流行の時代における苦悩と死と悲痛の芸術。
目次
第1部 説話的芸術(フランスの図像とイタリア芸術;芸術と宗教劇;宗教芸術は新しい感情―悲壮感―を表現する;宗教芸術は新しい感情―人間的優しさ―を表現する;宗教芸術において聖人たちは新たな姿で登場する;古い象徴主義と新しい象徴主義)
著者等紹介
平岡忠[ヒラオカタダシ]
1968年生まれ。上智大学大学院文学研究科修了。専攻、フランス文学
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