内容説明
時は平安。眠ったままだった晴明がついに目覚め、十二神将達も一安心。しかし喜んだのも束の間、都の木枯れは止まらず、いまや国全体に広がっていた。一方、昌浩は榊衆最後の末裔柊子の命を救ってほしいと夫の文重から懇願される。生きものを喰い尽くす黒蟲から逃れてきた柊子だが、彼女は智鋪の祭司によって、理を捻じ曲げて黄泉還った命だった。彼女を救うべきか、悩む昌浩だが?新たに謎が深まる、道敷編・第2弾!
著者等紹介
結城光流[ユウキミツル]
2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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