角川文庫<br> 雲雀野―照降町自身番書役日誌

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角川文庫
雲雀野―照降町自身番書役日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041013939
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

水魚の交わりをした友は、愛しい女の兄。その男に父を殺され、上意討ちを果たして以来、故郷の土を踏んでいなかった喜三次。ところが国許の兄から定六便(速達)で文が届き、嫡男の病死と自分も永くないと知らせてきた。このままでは家督を継ぐ者がいない…武士を捨て町人の暮らしに馴染んでいた喜三次の心は揺れる―弱さゆえに傷つけあい、それでも痛みを乗り越え生きようとする人々にエールを送る感動のシリーズ最終巻!

著者等紹介

今井絵美子[イマイエミコ]
1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

28
猫字屋シリーズを一冊読んで、このシリーズがあることを知った。そこからここまできた。武士の身分を捨ててからやっと町人らしくなったかな。実家に思い残すことも無くなったしね。お金が無くて苦しむ人が多いけど、照降町がいつまでも平和であって欲しい。喜三次の魚屋かぁ。ちょっと想像し難いけどw2021/09/06

千日紅

3
内容(「BOOK」データベースより) 水魚の交わりをした友は、愛しい女の兄。その男に父を殺され、上意討ちを果たして以来、故郷の土を踏んでいなかった喜三次。ところが国許の兄から定六便(速達)で文が届き、嫡男の病死と自分も永くないと知らせてきた。このままでは家督を継ぐ者がいない…武士を捨て町人の暮らしに馴染んでいた喜三次の心は揺れる―弱さゆえに傷つけあい、それでも痛みを乗り越え生きようとする人々にエールを送る感動のシリーズ最終巻!2020/05/19

定年おやじ

1
やっと照降町がめでたしめでたしで終了、猫字屋繁盛記につながりました。 これですっきり猫字屋シリーズが読めます。2016/03/29

Masayoshi Arakawa

1
20160214108 本シリーズdr時々出てくる居酒屋「お多福」の「人情ほんわか饂飩」饂飩の上に、含め椎茸、蒲鉾、卵、海老、とろろ昆布、葱、特別に焼き穴子。今で言うデラックスおかめ饂飩か? この饂飩を作るお多福の女将の半生も実は凄い! 今巻で本シリーズ終了、めでたしめでたしでした。でも・・・・。2016/02/13

zuccalove

0
ほのぼのとした内容ばかり。 先に猫字屋を読んでいるので こちらを先に読めばよかったと少し後悔しました。2015/08/01

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