角川ホラー文庫<br> 鬼狩りの梓馬

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角川ホラー文庫
鬼狩りの梓馬

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  • サイズ 文庫判/ページ数 473p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041013304
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は戦国。武蔵国穏田村に、鬼から人間に転生した少年がいた。名は梓馬。梓馬は、殺伐とした世界で、生まれて初めての恋を手にするが、鬼の血はささやかな幸せを赦すことはなかった。今、鬼対人の戦いが始まる!

内容説明

時は戦国、江戸開拓の時代。武蔵国穏田村に、呪いにより人間に転生した鬼がいた。名を梓馬というその少年は、ある時、ゆうという薄幸な娘と出会う。ともに孤独を生きる2人は、次第に心を通わせ、梓馬は初めての恋を知る。しかし少年に宿る鬼の運命は、それを赦すことはなかった。交錯する怒りと悲しみの中、今、梓馬と鬼の壮大な戦いの日々が始まる―時代小説の新たな可能性を切り開く、新伝奇エンターテインメント。

著者等紹介

武内涼[タケウチリョウ]
1978年生まれ。群馬県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビ番組の制作に携わる。第17回日本ホラー小説大賞の最終候補となった「青と妖」を改稿・改題した『忍びの森』で2011年、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

20
元より完成度の高い作家だが、一作ごとにさらに良くなる感じだ。戦国時代の庶民の暮らしが生き生きと描かれた作品。2014/10/01

豆乳くま

11
何度も投げ出しそうになったが読了。頑張った!鬼の魂が人間の体に転生した梓馬。人間らしい心が解らずしかし周りの人に恵まれ恋もし、そして鬼の襲来から愛する人を守る。そして?何だか作者の気持ちがてんこ盛り過ぎて読者置いてきぼりのような。少なくとも私はついていけず参った。2014/07/06

MarsAttacks!

9
結構読みづらいというか、読む速度が上がらない、細かい戦国初期の関東地方に住む人々の描写とか、面白いのですけど何故か進まない。多分想像していた鬼とか興奮できる展開と違ったせいかな?でも後半になれば面白くはなってくるのですが、これからというところで終わります。続編出てませんよね、なんかモヤモヤが残ります。2019/04/30

大福

8
鬼を秘めた少年が敵と戦いながら成長する物語。一定以上の品質の作品をコンスタントに出してる作者の作品の中では、比較的読みやすい文章になってる気がする。その分、重厚さや読み応えとしては「忍びの森」や「戦都の陰陽師」と比較すると見劣りするかも。青鬼との決着も、梓馬と鬼の決着もついてないので、続編を意識させる終わり方ではある。ややライトとは言え武内先生らしさは十分。若干読み手を選ぶ作風なので、あえてこの作品から読み始めるのもいいかもしれない。2016/06/22

じゅんぢ

7
登場する鬼が一般の人の想像する鬼とだいぶかけ離れていると思う。 鬼というよりモンスターという感じ。2016/05/31

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