角川文庫<br> 昭和二十年夏、子供たちが見た戦争

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角川文庫
昭和二十年夏、子供たちが見た戦争

  • 梯 久美子【著】
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  • 角川書店(2013/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 335p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041008805
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

あの戦争で子供たちは何を見て、生き抜いていったのか。角野栄子、児玉清、舘野泉、辻村寿三郎、梁石日、福原義春、山田洋次、中村メイコ、倉本聰、五木寛之が語る戦時中の思い出、そしてその後の人生軌跡。

内容説明

最前線に慰問に行った子がいた。38度線を命からがら逃げのびた子がいた。闇市で働いた子がいた。疎開したり、軍国少年だったり、満洲にいたり…。そしてみんな終戦の時、普通の子供だった。そんな彼らの目に、大人たちは、戦争は、日本の未来はどのように映ったのか。10人の著名人が語った10の戦争、10の戦後、大宅壮一ノンフィクション賞受賞の作家が綴った、あの戦争の証言を聞くシリーズ、第3弾。

目次

私は疎開してみたかったのね。違うところに行ったら、違う世界が見えるんじゃないか。別の運命があるんじゃないか。そう思ったの。(角野栄子)
そうしたらね、入ってきたんですよ。ジープを先頭に。ついこの前まで、鬼畜米英と思っていたんだけど、目の前で見ると、やっぱり輝いて見えてしまう。(児玉清)
僕は、いい時代に育ったと思っているんです。敗戦直後の、ものすごく自由で解放された雰囲気。誰もが貧しかったけれど、活気があった(舘野泉)
原爆ドームに行ってみたら、ふっと出てきたんです。ええ、みっちゃんが猫を抱いていて。あの猫はね、冷たかった。死んでる猫だったのよ。(辻村寿三郎)
あのころは女学生も来て、僕の見ている前で打っていた。僕、聞いたんですよ。「なんでヒロポン打つの」って。そしたら「痩せたいから」。(梁石日)
出征した担任教師が戦死。これからまだまだ、いろいろなことが起こるにちがいないと思いました。とにかく憂鬱でした、世界が。(福原義春)
ええ、私にはわかっていました。この人たちはもうすぐ死んでいくんだって。一度飛び立ったら還ってきてはいけないということも。(中村メイコ)
終戦後の大連ではコックリさんが大流行しました。大の大人が「コックリさん、コックリさん、私たちはいつ帰れますでしょうか」とやる。(山田洋次)
僕はたぶんあのとき、心底怖かったんだと思います。もしかしたら僕があの浮浪児になっていたかもしれない。何かが間違ったら、あの少年は僕だったかもしれない、と。(倉本聰)
少なくとも兵士は銃を持って戦場に出た。でも一般の市民は、誰も守ってくれない無法状態の中に丸腰のまま放り出されたのです。(五木寛之)

著者等紹介

梯久美子[カケハシクミコ]
1961(昭和36)年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒。編集者を経て文筆業に。2006(平成18)年、初の単行本である『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同作は米・英・仏・伊など世界8か国で翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

382
戦前、その日―昭和20年8月15日、そして戦後の混乱期。角野栄子さんを筆頭に辻村寿三郎氏や倉本聰氏等10人の人たちに聞いた証言集。彼らは等しく学童疎開の世代だ。あんな時代にあっても、実に様々な体験がそこにあったことは意外だった。それだけ彼らが子ども時代から個性的であったことの証であるのかも知れないが。実に貴重な証言集だと思う。間もなく、それを語る人たちがいなくなってしまうからだ。梯久美子のインタビュアーとしての手腕もなかなかのもの。そして、へんに悲壮感に駆られた語りがないこともまた特筆すべきことだ。 2019/07/26

KAZOO

101
このシリーズの三冊目です。戦争当事、子供あるいは大人になる直前の人々が感じたことをインタビューされています。全員で10人の著名人で児玉清、舘野泉、福原義春、中村メイコ、山田洋二、倉本聡、五木寛之さんなどです。ただ時間が過ぎてしかも有名人になってからのインタビューとそのときに感じたことが同じであるという気はあまりしないのですが、2冊くらいにしてもっとじっくりと聞いてかかれたほうがより当人たちの心の奥底あるいは深いところが聞けたのではないかと思います。2015/08/31

フム

16
筆者の『原民喜』がこのところ読んだ本の中でもずば抜けて響いたので、他の著作も読みたいと思って図書館で借りた。太平洋戦争の中、子どもたちはどんな風に生きていたのか、何を思っていたのか知りたいと思った。自己へと目が向く年頃以前だからか、子どもというのは周りの大人をよく見ているものだと思った。戦争の時代を父や母がどのように生きたか、どんなに精一杯家族を守ろうとしていたか…子どもたちはしっかり見ていた。中でも中村メイコさんの父親のエピソードには感動した。周りの作家達が戦争に協力して行く中で筆を折った。2018/09/20

14
どの方のお話も、まだこんなに小さい子供が、親元を離れて疎開して社会で生きていく術を学んでいったり、恐ろしいソ連軍と出会ったりしていて読んでいて怖かったし残酷な時代によくぞここまで生きて自分たちの「戦争」を戦ってくれたなぁ・・と感じました。2013/07/27

たみき

11
子どもの目から見た戦争。親の職業や戦争への考え方によって確かに見た風景がちがうってなるほどな、と思った。中村メイコさんや舘野泉さんのエピソードから感じるおおらかさ。意外な驚きだった。子どもがこの時代を生きぬくたくましさを感じた。2014/01/22

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