角川ホラー文庫<br> 雀蜂

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角川ホラー文庫
雀蜂

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041005361
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



貴志 祐介[キシ ユウスケ]
著・文・その他

内容説明

11月下旬の八ヶ岳。山荘で目醒めた小説家の安斎が見たものは、次々と襲ってくるスズメバチの大群だった。昔ハチに刺された安斎は、もう一度刺されると命の保証はない。逃げようにも外は吹雪。通信機器も使えず、一緒にいた妻は忽然と姿を消していた。これは妻が自分を殺すために仕組んだ罠なのか。安斎とハチとの壮絶な死闘が始まった―。最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!

著者等紹介

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。96年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は100万部を超えるベストセラーとなる。2005年、『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サム・ミイラ

566
賛否の分かれるこの作品。あまり期待せず読んだがこれがどうだ面白いではないか!日常の品を武器に代え智力を尽くしての凶暴な蜂との攻防はまるで雪の山荘版ダイ・ハード。さすが貴志祐介と唸らされる出色の出来。一転真実が明かされる後半にはこれは叙述ミステリーだったと気づく仕掛け。ただ残念だったのはラストの切れとテンポがもうひとつだった事か。しかしパニックホラーと叙述ミステリーの融合と考えれば斬新でそれなりに楽しめる。筋立ては違うがS・キングのシークレット・ウインドゥにどこか似た作品だった。2016/07/15

にいにい

482
久々の貴志祐介さん。でも、ちょっと、これが角川ホラー文庫なの?『黒い家』、『青い炎』の素晴らしさは何処に。最初のアナフィラキシー・ショック設定の恐怖感や雀蜂との攻防はスリルあり、ユーモアありだったけど、後半はバタバタのやっつけか?作中もやっつけ作品があったし。無理に後半のどんでん返しを取り入れなくて、そのまま雀蜂主体で纏めた方が面白かった気がした。後半のアイデアは、またの機会で良かった感が強かった。次作も読むから、『黒い家』を越えるものを期待したい。2014/05/04

おしゃべりメガネ

247
貴志さんにしては珍しく、200Pちょっとの作品です。‘手に汗にぎる’間もなく、アッという間に読了してしまいました。他の方のレビューにもあるように‘物足りない’感は多少なりとも否定できないのですが、逆にコレだけの話を、この限られたボリューム(ページ数)でこれだけコンパクトにまとめるところに、この作家さんの非凡なところ、真髄があると思います。タイトルにあるように「蜂」の描写がありますが、そんなにグロいわけではないと思うので、昆虫が苦手な方でも大丈夫かなと。ホラーというよりはサスペンスよりかと感じました。2013/10/27

takaC

242
『胡蜂』と『雀蜂』の使い分けにも深い意味があるのかもしれないけど看破できませんでした。そもそも、”最後明らかになる驚愕の真実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!”って、そりゃ手がかりがなければ予測不能だろうさ。2013/11/18

きんぎょっち

234
気楽に楽しめるサスペンス・ホラー。犯人は誰だ的な楽しみもあるが、それよりひたすら続くスズメバチとの攻防戦の描写がスリリング。途中から、闘いが続くあまりこの主人公イっちゃってんなぁ…とついていけない気持ちになるが、それもそのハズ種明しはほらコレですよ…というオチで、ちょっととってつけた感あり。このラストを推理するのは材料不足のため読者にはムリなので、この作品はミステリーではなくエンターテイメント小説なんだろう。いかにも角川ホラー文庫というライトな作品。作者が自分をモデルにして遊んでいる感じが楽しかった。2020/04/23

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