角川新書<br> 日本アニメの革新―歴史の転換点となった変化の構造分析

個数:
電子版価格
¥528
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

角川新書
日本アニメの革新―歴史の転換点となった変化の構造分析

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月28日 13時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822044
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0295

出版社内容情報

なぜ大ヒットを連発できるのか。アニメ・特撮研究の第一人者が、日本のアニメ産業に起こった「革新」を徹底解説。『宇宙戦艦ヤマト』から新海誠監督作品まで、アニメの歴史に不可欠な作品を取り上げ、子ども向けの「卒業するべきもの」を脱し、大人も魅了する「国民的文化」となり、世界中にファンを生み出す理由を明らかにする。


【目次】

第1章 日本アニメ史の”構造”
第2章 『宇宙戦艦ヤマト』の旅立ち
第3章 『機動戦士ガンダム』が起こした革新
第4章 スタジオジブリとアニメ受容の国民化
第5章 『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
第6章 『新世紀エヴァンゲリオン』による拡大 ――アニメブーム再来、新時代の招来
第7章 『君の名は。』の衝撃 ――デジタル世代の台頭と新たな作家性

内容説明

なぜ大ヒットを連発できるのか。アニメ・特撮研究の第一人者が、日本のアニメ産業に起こった「革新」を徹底解説。『宇宙戦艦ヤマト』から新海誠監督作品まで、アニメの歴史に欠かすことのできない作品を取り上げ、子ども向けの「テレビまんが」が、ティーンエイジャーや大人も魅了する「アニメ」へと進化した理由を明らかにする

目次

第1章 日本アニメ史の“構造”
第2章 『宇宙戦艦ヤマト』の旅立ち
第3章 『機動戦士ガンダム』が起こした革新
第4章 スタジオジブリとアニメ受容の国民化
第5章 『AKIRA』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
第6章 『新世紀エヴァンゲリオン』による拡大―アニメブーム再来、新時代の招来
第7章 『君の名は。』の衝撃―デジタル世代の台頭と新たな作家性

著者等紹介

氷川竜介[ヒカワリュウスケ]
1958年兵庫県生まれ。アニメ・特撮研究家。明治大学大学院特任教授(2023年3月まで)。特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)副理事長。東京工業大学在学時からアニメ誌上で執筆を始め、その後メーカー勤務を経て、2001年に文筆家として独立。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員、毎日映画コンサール審査委員、東京国際映画祭プログラミング・アドバイザーなどを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

110
本書で取り上げられた諸作品に関しては個別に作品や作家論が多数あり、アニメ史上の位置付けにも共通認識ができていよう。しかし、それぞれの作品が当時のファンに強烈な影響を与え、アニメを見る目を変えたのかという視点で論じられては来なかった。ヤマトでクオリティ主義が一般化し、ガンダム以後に世界観主義が台頭し、ジブリとAKIRAで作家性第一が受け入れられ、エヴァがそれを更新した上に新海誠で最高の表現を達成し得たのは、作品と共に成長してきたファンがエポックメイキング性を認めたからであり、今後の地平を見渡す指標ともなる。2023/06/10

kei-zu

27
日本のアニメ史を通覧するのではなく、「転換点」として、「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「Ghost in the shell」「新世紀エヴァンゲリオン」「君の名は」などを取り上げる。 著者自身の同時代性を踏まえた解説は、1世代後の私にも懐かしく、身近に響きました(^^)2023/03/12

こも 零細企業営業

22
日本アニメの歴史的変遷を論じているこの本。違うと言う人も居るが、戦後から現在まで発表された数多の作品の中で時代を変えたアニメを「白蛇伝」から「テレビまんが世代」が始まり手塚治虫の虫プロが日本独自のアニメの技法を作り。「宇宙戦艦ヤマト」で子供向けから卒業し若年層へ裾野を広げ「機動戦士ガンダム」で送り手と受け手が成熟して社会的なテーマも受け入れる土壌が出来。主人子も熱血漢から内向的な人間が出てくる。そのアニメ文化の成熟の波に乗って、前の世代から忌避されいたアニメ、まんがを見ながら育った母親達から子供と共に見て2023/04/29

たか厨

21
2023年3月刊。日本で屈指のアニメ・特撮研究家による、日本アニメ史の概論。私は、筆者の著作(同人誌含め)を何冊も読んでいるし、筆者が講師のセミナーにも、何度か足を運んだことがある。本書は、『鉄腕アトム』『宇宙戦艦ヤマト』『機動戦士ガンダム』など、画期的な日本アニメ8作品の誕生を、筆者は”歴史の転換点”として定義。そして筆者は、8作品を中心に論旨を展開し、自分の生年に公開されたアニメ映画『白蛇伝(1958)』以降、60余年に及ぶ日本アニメの歴史を、見事に俯瞰してみせてくれる。正確な数は私も知らないが(続)2023/04/21

ジュンジュン

15
エポックメーキングな作品を採り上げ、その作家性をフィーチャーするが、突然変異として生まれたのではなく、先人達によって開拓された土壌から生まれた、謂わば進化・継承とみる。なので、東映動画(白蛇伝)と虫プロ(アトム)から新海誠(君の名は)までの流れを「世界観」をキーワードに通観している。執筆のきっかけが「君の名は」だからか、新海誠の考察が一番分かり易かった。さしずめ、アニメ版”印象派”の誕生といったところか。2023/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20644996
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。