角川新書<br> 暴露の世紀―国家を揺るがすサイバーテロリズム

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角川新書
暴露の世紀―国家を揺るがすサイバーテロリズム

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040821023
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

次のターゲットは東京五輪か? 原発か? セキュリティ研究者からの警告!IT革命以後、完全なる機密情報など存在しえない「暴露の世紀」が幕を開けた。狙われているのは原発、東京五輪、そしてあなたのスマホ――。サイバーセキュリティの第一人者が日本人に突きつける、新世紀の現実。

土屋 大洋[ツチヤ モトヒロ]
1970年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で博士号取得。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員などを経て、現在、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授(兼総合政策学部教授)。情報セキュリティ政策会議有識者構成員など歴任。著書に『サイバー・テロ 日米vs.中国』(文藝春秋)、『ネットワーク・ヘゲモニー 「帝国」の情報戦略』(NTT出版)ほか。

内容説明

IT革命によって、完全なる機密情報など存在しえない「暴露の世紀」が幕を開けた。狙われているのは原発、東京五輪、そしてあなたのスマホ―。サイバーセキュリティの第一人者が日本人に突きつける新世紀の現実。

目次

序章 情報技術が「暴露の世紀」の幕を開けた
第1章 暴露の衝撃―スノーデン事件とその余波
第2章 政府vs.個人、プライバシー闘争は始まっている
第3章 日本にサイバーセキュリティはあるか
第4章 サイバー攻撃が現実空間を破壊する
第5章 さらされる国家、忍びよる電子戦争
終章 「暴露の世紀」とは何か

著者等紹介

土屋大洋[ツチヤモトヒロ]
1970年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授(兼総合政策学部教授)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)副所長、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)上席客員研究員、国際社会経済研究所客員研究員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

15
本書のテーマは「プライバシー・個人情報の保護と、セキュリティー・国家の安全の匙加減」ではないだろうか。前世紀は平時において個人情報の保護が重視され、国家の安全は二の次とされていた。有事においてはその関係がひっくり返るという塩梅だ。だが21世紀に入りサイバー空間で繋がった超国家的テロが横行し、平時の中にも有事が染み込んできた。そのため常に個人情報の保護が統治機構によって脅かされている。国家を守るためには当局による市井の監視は必要だが、プライバシーは犠牲になるということ。この統治機構による監視・通信情報傍受が2018/08/22

samandabadra

1
「暴露の世紀」は「つながりの世紀」でもある。つながったITは様々な情報を交換し、共有し、そしてネットワークの隅々まで情報を届ける能力がある。2022/10/11

takao

1
スノーデンのせいで米ロに亀裂が2017/05/26

0
ソフトウェアがマルウェアになるのは、目に見えるようになってから。それまではただの技術。ストーカー対策において警察が抱えるのと同じような問題を抱えるセキュリティ界隈。利便性とセキュリティ対策の間のトレードオフによって導入意欲を削がれるユーザーサイド。個人的には、OSを売る企業にはもうちょっと重い責任があっても良いと思うが、業界の上下関係なのでしょうか。2017/11/11

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