- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
世界大戦終戦直後、スラムに現れた怪物『塵の王』。正体を探るギードが出会ったのは、わずか十歳程度の――後に“クラウス”と名付けられる孤児だった。これは、『世界最強』へと至るスパイの過去と現在を巡る物語。
内容説明
世界は痛みに満ちている。大戦終結直後、ディン共和国のスラム街にある噂が流れていた。曰く、軍を襲撃しては食料を奪い続けた怪物がいると。その姿を目にした者は誰一人おらず、人々は恐怖と崇拝を込めてそれを『塵の王』と呼んでいた。噂を追い、単身スラムに乗り込んだギード。彼が目にした怪物の正体―それは、まだ年端も行かない少年だった。後に“クラウス”と名付けられるその子どもに、ギードは告げる。「―『焔』に来い。そこが、お前が生きるべき場所だ」これは過去と現在を繋ぐ物語。やがて世界最強へと至る少年は、まだスパイがなにかも分かってはいない。
-
- 電子書籍
- 【分冊版】転生王女は今日も旗を叩き折る…