- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
彼女いない歴＝年齢の大学生ツカサはいつも自分の部屋で駄弁っている妹のヤンキー友達集団に困っていた。ある日その中のひとりエリカのあまりの常識のなさに注意したら、なぜか懐かれて!? WEB漫画発ラブコメ！
内容説明
恋愛経験ゼロの大学生・ツカサの部屋は、高校進学でヤンキーデビューした妹とその友達のたまり場になっていた。ある日ベッドに膨らみを見つけて布団をはがすと、妹の友達の中でもいちばんの美少女・エリカが寝ていた。「あ、ごめん…生理ですっごく眠くてさ」「赤裸々すぎて反応に困るだろうが…」世間知らずで自由奔放な彼女を放っておけず、ツカサはマナーや常識をたたき込んでいく。そんなツカサに恋をしたエリカは“好き”の気持ちを隠さず猛アプローチ！一方ツカサも教えたことを一生懸命学ぼうとする彼女の素直さにきゅんときて…。ヤンキーＪＫと大学生の世話焼き恋愛生活、開幕！
著者等紹介
マリパラ［マリパラ］
執筆経験ゼロだったが、２０１９年３月からＹｏｕＴｕｂｅで流行りの漫画動画のシナリオを書き始めた。２０２０年はいくつかのチャンネルで、合計５００本近くのシナリオを書いた。２０２１年、『妹の友達の美人ヤンキーＪＫ―世間知らず過ぎて世話を焼いていたら惚れられました』でラノベ作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
41
大学生のツカサが妹のヤンキー仲間で常識皆無のJKのエリカに、生きていく上で必要な常識なマナーを教えている内に、互いに惹かれ始めていくラブコメ。いや～、凄く良かった。エリカの常識のなさは劣悪な家庭環境に起因していて、ツカサに色々な事を教えて貰ったり、水族館に連れて行って貰って素敵な思い出を作って貰っている内に、今まで誰にも認めて貰えなかった人生で初めて自分に真正面から向き合ってくれる人に出会えた事に幸せ全開なエリカが可愛くて、そんな彼女を守る為に懸命なツカサも最高。他のJK友達も良い娘ばかりでノンストレス。2021/07/18
よっち
39
高校進学でヤンキーデビューした妹と友達のたまり場になっていた、恋愛経験ゼロの大学生・ツカサの部屋。妹の友達の一人で常識を知らない自由奔放なエリカを放っておけず、マナーや常識をたたき込んでいく青春ラブコメディ。危うい彼女をそのままに出来ないツカサの優しさと、素直にそれを受け止めて自分に向き合ってくれる彼への想いが変わってゆくエリカ。彼女の境遇にはなかなか厳しいものがありましたけど、ドキドキしながらも彼女を大切にしようとするツカサ、そして真っ直ぐに思いをぶつけて成長しようとするエリカがなかなか良かったですね。2021/07/16
星野流人
37
自分はヤンキーの女の子が好きなので期待していたのですが、正直なところあまりヤンキーとしての魅力が感じられませんでした。設定としての“ヤンキー”がポンとあるだけで、 中身が伴っていないように感じました。設定上はヤンキーということになっているようですが、実際に作品の中でヤンキーらしい素振りやエピソードがあるわけでもなく、ただのギャルと言われても通る程度のものです。この作品の中でのエリカは、ヤンキーではなく、ただの世間知らずの女の子がヒロインだったように思います。タイトルにあるとやはりヤンキーを求めてしまうので2021/08/05
芳樹
36
【読放】恋愛経験ゼロの大学生・ツカサが、ヤンキー妹の友達エリカがあまりに常識知らずなのを見るに見かねてお世話していたら懐かれてしまったという、タイトルが主題を表している系ラノベでした。エリカはヤンキーというよりも、環境により世間を知る機会が持てなかった子供という感じであり、真っ直ぐで素直に様々なことを吸収する姿勢が素晴らしいと思いました。そんな彼女の成長とともにツカサが彼女に向ける愛情が、保護者的なものから一人の女性へ向けるものへ変わっていくのが微笑ましく感じますね。心温まるとても優しい物語でした。2022/03/29
まっさん
29
★ YouTubeチャンネルで描かれる漫画を原作としたノベル作品。全体的に物足りなさを感じてしまい、かなり消化不良感が強い読後感。ヒロインの属性をポンコツ系統にするのは良いとして、敬語が使えない･常識を知らない等の個性はまだ可愛らしさを感じれるものの、お箸の持ち方が分からない･玄関で靴を並べる理由が分からない等の描写は流石に可愛らしさを感じるどころではなくただただドン引きしてしまった。 また、ヒロインが主人公を好きになるまでのかていがモノローグ気味且つ主人公のある気持ちの変化も割といきなりだったた→2021/07/31
