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内容説明
「待ってるよ黒鋼の後継。この星の未来を決する話を、しよう」囚われた第3王女シスベルを奪還したイスカたちは、遂に天帝ユンメルンゲンとの邂逅を果たし、帝都への帰還を決意する。天帝に人質として連れ去られた燐を取り戻すため、そして『百年前の真実』を求めて帝都へと急ぐイスカたちだったが、真実の隠蔽を目論む八大使徒が立ちはだかり―『―諸君らはここで終着だ』遂に訪れる八大使徒との決別。一方、ネビュリス皇庁でもある異変が起きていて―星の禁断に触れた者達の交錯は、更なる騒乱を呼び覚ます!大人気ファンタジー、激動の第10巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
39
囚われた王女シスベルを奪還したイスカたちは、ついに天帝ユンメルンゲンと邂逅。連れ去られた燐を取り戻すため帝都への帰還を決意した彼らの前に、真実の隠蔽を目論む八大使徒が立ちはだかる第十弾。明らかになっていく百年前の事件の構図、ネヴュリス皇庁で起きた異変、星の禁断に触れたことで訪れる八大使徒との決別。過去が明らかになってゆくシリアス展開の中で、囚われの身となった燐やこういう時でも懲りないシスベルがなかなか効いてましたけど、主要キャラ帝都集結でいよいよ最終局面ですかね。ド派手な展開となりそうで次巻が楽しみです。2020/10/17
nishiyan
16
シスベルを奪還したものの燐を天帝ユンメルンゲンに奪われたイスカたち。天帝の誘いに乗り、燐を取り戻し「百年前の真実」を求めて帝都へと急ぐ彼らの前に真実隠蔽を目論む八大使徒が立ちはだかる本巻。天帝と燐のほのぼのしたやり取りやシスベルの猛アプローチといったコメディがありつつ、離れていてもイスカを思うアリスと、ジンらがそれぞれ強敵と戦う姿は熱い。そして過去と現在が巧みに絡み合い皇庁と帝国の両陣営が最終決戦へと向かって集結していく。百年前の因縁が解き明かされたとき、この物語はどんな着地点を迎えるのか。次巻が楽しみ。2020/10/25
真白優樹
15
シスベルを取り返したイスカ達が帝都を目指し使徒達の妨害に遭う中、帝都へとそれぞれの陣営達が集いだす今巻。―――終着の扉まであと少し、そこに待つのは始まりの真実。復活する者、災厄を願う者、己の欲で動く者。沢山の登場人物達が集い、帝都へ向けて集いだす。終わりへ向かう戦いの道は戦いで舗装されていると言わんばかりに、イスカとアリスがそれぞれ強敵と戦い、それぞれの思惑が巡る、堂々とした熱さと面白さが目白押しな巻である。果たして全てが集った先で語られる真実は、如何なる戦いの呼び水となるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/22
げんごろう
14
様々な事実と勢力が明らかになってきて事態はいよいよ混沌化の一途。 周りが規格外の連中ばかりだからこそ、ジン、ミスミス、音々達の活躍は余計に嬉しく感じます。数々の死線を越えてきた者達を舐めちゃあいけないですね。今巻も大満足です! 2020/10/27
みどり
10
大詰め。天帝にとらわれた燐は割と呑気な捕虜生活。 始祖が目覚め、八大使途の一人を内倒し、さらには皇女イリーティアとその騎士がアレだし・・・。 お師匠様も突然登場(一瞬だけど)して、さらにはその謎も解かれてしまう怒涛の展開。 これも、アニメはあまりにも微妙というか「なんだけど」という感じだが、小説部分ではもう本当に佳境に入っている。 どことどこがどういう風にぶつかるか、イスカとアリスとさらにシスベルの関係性も気になる展開。11巻が待ち遠しい。 2020/10/19
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