出版社内容情報
秋穂は警察庁の木内と協力して、誘拐された蓮子の手がかりを探す。その裏で黒道幹部である立花の、香港黒社会を揺るがす計画が進んでいた。蓮子救出のため、秋穂は黒道に立ち向かう――ラブ・サスペンス緊迫の下巻!
内容説明
新人外交官の秋穂は同僚の木内たちと協力して、誘拐された蓮子の行方を追っていた。そんななか、七海幇当主の三男である月龍の屋敷が突然襲撃される。その捜査の過程で秋穂は蓮子に繋がる手がかりを得たものの、救出を目前にして彼女を保護しそこなってしまう。事態が急展開を迎えたとき、秋穂が思い出したのは「知りたいことがあるなら、ひとりで私に会いに来てください」という、七海幇幹部の立花の台詞だった―。この出会いは地獄への道か、悦楽への階段か。香港が舞台のラブ・サスペンス、緊迫の下巻!
著者等紹介
三角くるみ[ミスミクルミ]
『香港シェヘラザード』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさうみ
40
好感もっていたキャラが…とショックな読み始め下巻ですが、楽しみました。そういう策略か、と納得。チェス盤の上で上手く駒を進めている立花が最後どのような局面をみせるのか…。秋穂との関係も気になるところ。続き、また本で読めると嬉しいな。2020/02/16
よっち
36
同僚の木内たちと協力して、誘拐された蓮子の行方を追う 新人外交官の秋穂。そんななか、七海幇当主の三男である月龍の屋敷が突然襲撃される下巻。捜査過程で蓮子に繋がる手がかりを得たものの、救出を目前にして彼女を保護しそこなってしまう秋穂たち。事態が急展開を迎える中で、秋穂が立花に会いに行く決断をしたことが事件としても物語としても大きな転機に繋がりましたかね。彼女を取り戻せるのか緊迫した状況での劇的な救出劇でしたけど、救われたから万事解決ではないのがまたほろ苦かったですね…。立花と秋穂の関係も気になるところです。2020/04/22
がんも
22
一気読みでした、上巻の感想でも書いた通り、ジャケと題名に惹かれて何気なく購入したのですが、大当たりの面白さでした、息を吐かせぬ展開、登場人物も全てしっかりと立っていて、面白かったです。この作家さんのデビュー作みたいですがかなり完成度が高いと思いました、他の方の感想を読むと続編があるようですね、新人外交官の秋穂の活躍、立花とのその後も是非読んでみたいです!2020/03/09
みにみに
7
面白かったー! 続編のバンクーバーサロメの出版はいつですか?待ってます!!!2020/02/29
そら
6
読み放題。ここで終わらないで、ぜひ続きが読みたい。面白かった。2024/11/27