出版社内容情報
保護犬の安藤(あんどう)さんと暮らす日和(ひより)が、動物第一の獣医・高遠(たかとお)の動物病院に勤めて数ヶ月。有能ながら気遣いの出来ない高遠に戸惑いつつも、日和は不器用な彼や動物の役に立とうと工夫を重ねていた。
しかし、日和は動物看護の素人。命の危険がある熱中症のフレンチブルドックが運び込まれ、専門知識の足りなさを痛感する。
そんななか、院内を掃除していた日和は、高遠が探していた写真――前職の同僚女性が写った一枚を見つけてしまう。偶然に彼女と知り合った日和は、彼女が動物看護をしていたと知り…？
内容説明
保護犬の安藤さんと暮らす日和が、動物第一の獣医・高遠の動物病院に勤めて数ヶ月。有能ながら気遣いの出来ない高遠に戸惑いつつも、日和は不器用な彼や動物の役に立とうと工夫を重ねていた。しかし、日和は動物看護の素人。命の危険がある熱中症のフレンチブルドッグが運び込まれ、専門知識の足りなさを痛感する。そんななか、院内を掃除していた日和は、高遠が探していた写真―前職の同僚女性が写った一枚を見つけてしまう。偶然に彼女と知り合った日和は、彼女が動物看護をしていたと知り…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いたろう
64
シリーズ第2作め。1作めで、高遠動物病院で、夕方から働くことになった日和だったが、本業のWEBデザインの仕事があまりないこともあり、午前中も働くことに。そして、高遠先生と働いたことがある、動物看護士の三芳さんも、育児の傍ら、時短勤務で高遠動物病院で働くことになって、高遠動物病院もようやくまともに回りだす・・・？ 動物には優しく献身的だが、人付き合いが苦手で、無愛想な高遠先生と、そんな高遠先生のことを気遣っている日和。日和が飼っている犬の安藤さんにも心配される（？）2人の仲はどうなるのか？ 最終巻の次作へ。2022/11/21
papako
36
テンポ良くて読みやすい。安藤さんがとにかくかわいい！2022/10/30
まるぼろ
33
さて今巻、動物病院の受付の仕事も慣れ、診察券などの病院への貢献も表れ始めたものの専門知識やスキルの面で高遠先生を手伝えない事を痛感していた日和だったが…というお話です。そんな訳で新たに動物看護師の三芳さんが加わった今巻でしたがとても良かったと思いました。獣医師としての有能さとは裏腹に高遠先生の対人関係の苦手さは深刻だなと思っていただけに、後半での三芳さんとの衝突から日和を加えての高遠先生の意識の変化もまた良かったなと思えました。そんな日和と高遠先生の進展も含めて次巻もまたどうなるのか楽しみです。2021/01/11
み
17
さくさくと♪犬話休題が、お話しの間にあるのが、イイです^ ^安藤さん（イヌ）目線で同じお話しを描いてます、面白い(^_−)−☆2021/05/05
なな
15
雑種犬の安藤さんに癒されました。敬語で話しかける日和、敬語で返す安藤さんの関係にほっこりします。なんといっても安藤さん視点の犬話休題が面白いです！なんて健気なんだとうちのワンコに置き換えて読み、微笑ましくなりました。日和と高遠先生の距離がもう少し近づくといいなぁと思います。3も楽しみです。2021/01/24
