出版社内容情報
源九郎の住む長屋に、かつての剣友が訪ねてくる。道場に居座る食客を追いだすのを手伝ってくれというのだ。源九郎は、道場を飛び出したまま帰らない剣友の放蕩息子も連れ戻すことに……。大人気シリーズ第46弾!
内容説明
はぐれ長屋に住む源九郎のもとを懐かしい友が訪ねてきた。棒きれを振り回して遊んだ少年時代から鏡心明智流の志学館まで一緒だった堂本孫兵衛である。驚いたことに堂本は、源九郎に自分の道場の跡を継いでくれと懇願する。なんでも、かつての師範代が道場乗っとりを企み、執拗に襲撃してくるという。背後に何者かの気配を嗅ぎとった源九郎は、はぐれ長屋の住人たちを招集する。大人気シリーズ第四十六弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞。自らの剣道体験をもとに剣豪小説の第一人者となる。著作は300冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
146
今回は源九郎の幼なじみ登場。46弾にもなるのだもの鳥羽作家、はぐれ長屋の面々の活躍も安定ですね。安心して読んでいます。2019/11/08
とし
75
はぐれ長屋の用心棒「幼なじみ」46巻。なんと源九郎の幼馴染みが出てきましたか、何時ものように源九郎、菅井紋太夫、安田十兵衛、茂次、孫六、平太、三太郎の7人の連携で事件は解決。2019/11/03
toshi
8
ちょっと変わったパターンで、源九郎の幼馴染の道場の危機を救う話。 平松ってかなり馬鹿なんじゃないか?? ところで今頃気づいたんだけど、華町源九郎と赤目駿太郎は桃井道場の同門だったんだね。2022/03/01
ひさか
6
2019年8月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ46作目。源九郎の幼なじみの道場主に力を貸すはぐれ長屋のいつものメンバー達のお話。力に任せて道場を潰すという敵のやり口は、このシリーズでは、いつものことだが、理不尽極まる。阻止する源九郎達も容赦なく刀をふるう。容赦のない切り合いです。2020/08/15
犀門
6
No.148★★★☆☆まぁ、いつものはぐれ長屋ですな。2019/10/28