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内容説明
「なんで!俺が!こいつらの総監督を務めにゃならんのよ!?」帝国代表選抜会を終え、いよいよ迫る魔術祭典。何の因果か、総監督を務めることになったグレン。メイン・ウィザードを勝ち取ったシスティーナと訪れたのは自由都市ミラーノ!平和の祭典に相応しい地に足を踏み入れた帝国代表は、かつてない大舞台で各国代表と激突する!一方、この祭典を台無しにし、戦争をもたらそうとする刺客に気付いたグレンは、教え子たちの思いを守るため、自身も戦いに乗り出して…「へっ!裏魔術祭典・大開催!ってわけだな」天使と吸血鬼。芸術の都に高らかに悲劇の歌声は響く―。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
40
いよいよ迫る魔術祭典で総監督を務めることになったグレン。自由都市ミラーノを訪れた帝国代表の教え子たちと共にかつてない大舞台で各国代表に挑む第十五弾。王国と帝国の和平交渉もある中で行われる魔術祭典で暗躍する王国過激派の暗躍。グレンが舞台裏で奔走する大会は、絶体絶命の窮地を覆してみせるメイン・ウィザードのシスティーナが大活躍でしたけど、心境の変化があったルミアもまた大きな役割を果たしそうですね。いろいろな思惑が渦巻く中で影で操る面倒な黒幕も登場したりで、波乱必至の状況をどう収めるのか続巻に期待ということで。 2019/08/20
むっきゅー
39
各国の精鋭が集結した魔術祭典開幕。今巻はその前編。帝国のメインウィザードに抜擢された白猫の桁外れの強さが痛快。グレンの隣で数々の死線を乗り越えた白猫だから、世界大会とは言え学生の中ではやはり別格。比較にならないわ。その裏で帝国と王国の和平交渉をぶち壊す企みなど、様々な思惑を持った利害関係者達が暗躍する。それを阻止するためにグレン、ルミア、イヴが壮絶バトルする熱い展開。しかし今巻で最も印象に残ったのは、「ルミアはグレンの嫁」。女王はじめ回りの生暖かい見守りモードにニヤニヤ。とにかく「ルミアは嫁である!」2019/08/23
しぇん
27
学生大会の繋ぎの話かな~と思ってましたが、裏の暗躍メインになってきました。結果繋ぎではありましたが、爆発の導線は揃ったかんじですかね?一般人に近いはずのジャスティスが一般人故に最後まで立ちはだかる敵になる可能性も?2019/09/08
nishiyan
20
帝国代表選抜会を終え、総監督に任命されたグレン率いる帝国チームが各国の強豪と激突する魔術祭典編がスタート。グレンとともに死線をくぐり抜けてきたシスティの祭典での活躍が光るものの、平和の祭典の裏で蠢く悪意との戦いに駆り出されるグレンとルミア、イヴの働きが目立つかな。イヴのツンデレ極まれりとニヤニヤしてしまった。新キャラのマリアは鬱陶しいところはあるのだが、どこか影のある少女。そんな彼女に振り回されながらも、ルミアが激闘の中で「良い子」の枷を脱ぎ捨てられたのはよかったですね。次巻がどうなるのか楽しみです。2019/08/24
真白優樹
18
自由都市ミラーノを舞台にシスティ達代表チームが他国の代表チームと覇を競う中、裏で蠢く刺客相手にグレン達が動く今巻。―――人を捨てた悲劇の歌に返せ、人と繋がるからこそ歌える凱歌。 集う一騎当千の強者達、対するはまだ見ぬ世界の強者達。正に祭典、全てが集う大舞台。そしてルミアの力目覚める裏の死闘。正に最後に向かう為のお祭りと言わんばかりに主役達が集う、この時点で濃くて熱い物語であり、熱く激しいバトルが山盛りの魂を焦がしてくる巻である。かの厄介者の気配もする中、祭りは何処へ向かうのか。 次巻も須らく期待である。2019/08/20
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