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出版社内容情報
ありえたかもしれない精霊たちとの戦争七罪との教師生活、圧政をしく黒十香との対決、編集長琴里との校了作業、六喰との芸者遊び……これはありえたかもしれない少女たちの可能性の物語。いくつものIFを乗り越え、士道はある真実に辿り着く――。
橘 公司[タチバナ コウシ]
著・文・その他
つなこ[ツナコ]
イラスト
内容説明
「なんでよりにもよって私が教師なわけ?」七罪が先生になって精霊たちのクラスを担当!?「民を幸せにできずに何が王だ!」国のため、民のため、そしてきなこのため十香は圧政をしく王を倒す!?「また逃げたわね本条ぉぉぉッ!」琴里編集長の怒号が響き渡るラタトスク編集部発行『フラクシナスマガジン』の校了!?「―店は決まっておるのか?」六喰太夫が遊郭でお座敷遊び!?これは世界から否定されなかった精霊たちの、もうひとつの物語。五河士道はいくつもの『IF』の世界を渡り、ある真実に辿り着く―。ありえたかもしれない戦争を始めましょう。
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
七罪との教師生活、圧政をしく黒十香との対決、編集長琴里と精霊作家たちとの校了作業、六喰との芸者遊び……ありえたかもしれない精霊の少女たちの可能性を描く外伝第八弾。今回はこうきたか的な変則的なシチュエーションで精霊たちに振り回される士道が描かれていましたが、いじられる七罪や暴走役の美九・折紙・二亜たちをうまくアクセントに使いつつの展開で、禁断の精霊<ドッペルシドー>士織まで再臨させるとは(苦笑)六喰や真那、狂三の可愛い一面もあったりで、こういう趣向のコメディ展開も精霊たちの魅力が活きてほんと楽しいですよね。2018/10/21
わたー
25
★★★★★表紙のフルアーマー折紙の破壊力たるや。つなこさんありがとう。閑話休題。いや、だからあの引きから短編集挟むなよという言葉はひとまず置いておくとして、ドラマガ誌面で連載されていた、普段とは少し違ったデアラをこうまとめあげてくるのかと感心した。本編がシリアス続きなので、やはり精霊たちがただただ可愛いだけの回は必要だなと。六喰を花魁にしたのと、七罪をジャージ姿の先輩教師にしたのは英断。ドッペルシドーはなんかもう色々ズルい。本編の続きも楽しみに待ちたいと思う。2018/11/11
シルビー
19
本編がシリアス続きだったのでアンコールの安心感が半端ない。やっぱりデアラは賑やかな日常が一番だなって思う。内容としてはifの物語が8割を占める。花魁六喰は美人過ぎた。役がハマり過ぎです。そして折紙と美九と二亜は相変わらずすぎてしゃべるだけで面白い(笑)。狂三のユニット姿も新鮮で良かったです。2019/01/06
しぇん
17
KindleUnlimitedで。パラレルワールド的な話を冒頭と最後の話でうまくくるんだ構成。パラレルワールドでも折紙と美九は本当に自由だなと。あと士織の出番多めに感じました2023/11/16
リク
12
識別名〈ドッペルシドー〉が性癖を突いてくるんですが。このツーショット、そして萌え袖。たまらねえぜ! もしかしたらあったかもしれない、if世界の短編集。七罪(小)と七罪(大)、十香と反転十香、士道と士織、短編だから出来る組み合わせがよかった。これが誰かの夢の欠片というなら、二亜はみんなからそんな感じの扱いでOKだと思われてるってことなのか。まあ、完全に自業自得だな。書き下ろしの狂三はサービスショット多め。狂三、被虐願望でもあるのか? あと表紙は普通に折紙だしでスルーしてたけど、冷静に考えたらヤベェ格好だな。2018/10/20