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出版社内容情報
男は、自己保身よりスカートの中を覗く下賤な生き物でございますアンチ青春を掲げる高校生・佐藤太郎が目を覚ましたとき、そこは女子校。近隣で有数のお嬢様学校は武道至上主義・男嫌いの巣窟だった!? 襲撃に遭いながらも脱出した次の日、帝成高校と合併する話が持ち上がり――
鬼火あられ[オニビアラレ]
「佐藤太郎と帰宅戦争」で第28回ファンタジア大賞<銀賞>を受賞し、デビュー。
ちり[チリ]
内容説明
「「女子校と合併なんて青春ラブコメは許さねぇ―!!」」アンチ青春の高校生・佐藤太郎率いる帰宅部の面々は、合併阻止のため、舞姫学園へ帰宅戦争を仕掛けることに!しかし、お嬢様学校の実体は、武道至上主義の女子校で―!?「一度でも帰宅できたら合併は止めたげる。でも、アタシが勝ったら太郎クンと放課後デートだかんね…っ!」太郎に想いを寄せる舞姫学園の頂点・月ノ宮沙耶。に、一瞬で蹴散らされる帰宅部。「くそぉ…!!」そしてデートに連行される太郎。このままでは合併とアイデンティティがやばいと、修行の末、究極の『帰宅術』を会得することになり―!?
著者等紹介
鬼火あられ[オニビアラレ]
第28回ファンタジア大賞“銀賞”受賞の『帰宅戦争』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
28
帰宅するために青春の汗を流す物語の2冊目。名門お嬢様学校との合併を阻止する為に、再び帰宅戦争をすることになる話。うーん、何かイマイチだったかな。正直1巻にあったようなパワーと勢いが無かったような気がします。中途半端なバトル要素が入った代わりに、ラブコメ要素が減ってしまったのはかなりのマイナス。幼馴染を入院させた意味もほぼ無かったし、どうせなら新ヒロインとの四角関係とかしてくれた方が楽しめたのになぁ。ゾーンとかいらんかったんや…。個性の無くなった凡作になったのは本当に残念。次回作に期待しましょう。2016/05/21
nawade
9
★★★☆☆ 名門お嬢様学校舞姫学園との合併話が進む帝成高校、しかし、舞姫学園の実態は武道至上主義で男嫌いの巣窟、ここに学園の未来をかけて第二次帰宅戦争が勃発する。新ヒロイン月ノ宮沙弥が登場。舞姫学園最強にして今回のライバルとなる存在だが、一目惚れした太郎のために学園合併を推進するとか、アグレッシヴでカラッとした性格は敵対存在ながらも憎めない愛らしい存在として描かれていました。反面、恋愛面でライバルとなるはずの凛花やひなぎくの影が薄くて、ラブコメとしては勿体無い作りでした。後、ゾーンがチョロすぎでしょ。2016/05/21
ツバサ
8
椎名さん、そのポジションで良いのか。新キャラが出るたびにぐぬぬしてそう。2016/05/28
ラノベの王女様
7
一巻から遥かにトーンダウン。アンチ青春に全力を賭ける『いでおろーぐ!』的なバカバカしいノリがかなり無くなって、沙弥とマカの関係性にスポットが当たり過ぎてるわね。奇作が凡作になっちゃった。じゃあどうすれば良かったかっていうと……うーん…………。2016/06/02
真白優樹
7
女子高との合併を賭けて帰宅戦争に臨む今巻。―――帰りましょうか、合併という運命から。今回は学校を飛び出し女子高との合併話を賭けて女子高を舞台に帰宅を目指す物語となっており一度戦い新たに仲間になる少女と共に帰宅目指して全力で駆け抜けるお話となっている。・・・帰宅を目指すために自分を鍛えてみたり様々な事に取り組んでみながら一度きりの青春を全力で棒に振る為に駆け抜ける。新たな恋も目覚めたり帰宅戦争を通じて相手の関係性を修復したりしながらいつも通りの日常へと戻っていく。次は一体何が待つのか。 次巻も楽しみである。2016/05/20
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