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出版社内容情報
やがて呪術界に変革をもたらす伝説の陰陽師・土御門夜光。没落してゆく宗家の当主になった彼の前に、呪術復権の野心を抱く青年・相馬佐月が現れて――。これは転生した夏目の魂が体験する、過ぎ去りし日々の物語。
内容説明
幾瀬、幾年の彼方で会おう―遙かなる呪を抱いて、夏目の魂は転生した。後の世に伝説と語られる陰陽師・土御門夜光、その傍らに控える式神にして幼馴染の少女・飛車丸として。時は昭和14年、夜光が陰陽道宗家の家督を継いだある春の日。運命の分岐点は、赤髪の陸軍将校の姿を象って訪れる。「ぼくは相馬佐月。貴方と同じ―陰陽の道を歩む者です」人知れず呪術の未来を憂いていた夜光と、大戦前夜という情勢において陰陽道の再興を狙う佐月。二人の出会いがもたらすものは、呪術界の夜明けと、そして―。時を超えた魂がいま、すべての始まりを繙きはじめる。
著者等紹介
あざの耕平[アザノコウヘイ]
「神仙酒コンチェルト」でデビュー。徳島県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
54
世界大戦前の呪術界を描く第15弾。土御門夜行と相馬佐月。2人の出会いが呪術界の夜明けとなる話。1年以上待った甲斐があったぜ。この過去編で登場した新キャラたちは現代編の祖先なだけあって、誰も彼も魅力的かつ個性が強く、正直この過去編も本編と同時進行でやって欲しいと思うくらいにはハマりました。夜行、飛車丸、角行鬼、佐月といったメインだけじゃなく、脇役キャラたちもすごく良いキャラしてるんだよなぁ。現代へ繋がる縁と宿命をこうして読む事が出来るなんて大満足です。あざの先生はやっぱり最高ですね。次巻を早く読みたい。2017/09/21
合縁奇縁
41
『時を超え、いま語られる――土御門夜光が辿った激動の運命』やがて呪術界に変革をもたらす伝説の陰陽師・土御門夜光。没落してゆく宗家の当主になった彼の前に、呪術復権の野心を抱く青年・相馬佐月が現れて――。これは転生した夏目の魂が体験する、過ぎ去りし日々の物語。時を超えた魂がいま、すべての始まりを繙きはじめる。「東京レイヴンズ」シリーズ第15弾。今回は過去編で、夜光が陰陽量を再建した時の経緯と事件。「幾瀬、幾年の彼方で会おう」―遙かなる呪を抱いて、夏目の魂は転生した。後の世に伝説と語られる陰陽師・土御門夜光、2018/11/30
ダージリン
25
一冊丸々過去編だった! 飛車丸視点で見た土御門夜光が新鮮で良かった。相馬佐月とのコンビもなかなかでした(笑)。次は現代に戻るかもということで、楽しみにしてます♪2017/10/01
ふぇび
20
大好きなシリーズの最新刊、しかも本編ということで期待しながら読み進めました。読み終わってみると凄くおもしろかったですし、過去からの因縁が明らかになって興味深かったのですが、若干の取っつきにくさから読み終えるまで随分と時間がかかってしまいました。あざの先生が難産だったとあとがきに記されていましたが、分かるような気がしました。次巻楽しみに待っています♪2018/09/09
ツバサ
16
土御門夜光がとても魅力的なキャラで、それだけに何故大霊災を起こしたか気になってたから、この巻で収まらなかったのは少し残念。内容はとても面白かったです。飛車丸が可愛いのも良かったです。続きが楽しみ。2017/09/21
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