出版社内容情報
札差簑島屋の店付き護衛・蔵闇師の飄六は『穴あき小判』を手がかりに父を殺した犯人を捜している。簑島屋に多額の借金をしている旗本から蔵替の申し込みが相次いだ。不審を感じた飄六は、調査を開始するが……。
内容説明
若くして江戸の裏社会に身を投じて15年、裏の世界で大物になった飄六は、札差だった父を殺された仇を討つため札差簑島屋の店付き護衛・蔵闇師として実家に戻った。父の遺した“穴穿き小判”を手がかりに探索を続ける飄六だったが、簑島屋に多額の借金をしている旗本から蔵替の申し込みが相次いだ。不審に感じた飄六は、調査を開始するが…。立ちふさがる難敵の急所を、飄六の秘剣“竜”が貫く!
著者等紹介
藤堂房良[トウドウフサヨシ]
宮崎県西都市生まれ。主に剣豪ものの劇画原作を数多く手がけたのち、活字の世界に転向し、2013年に書き下ろし時代小説でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
81
札差の用心棒 蔵闇師 飄六 2巻。”しろぬり””こぶとり””うらざらし””父の仇””穴あき小判”監禁されているお生布・・・と沢山の謎が解明されずに、平成27年以降次巻が出版されていないようです?消化不良です。 2019/11/14
真理そら
11
事件の解決途中なのにこの続きが出ていないとは…。2018/07/24
藤よい
2
誰が飄六を狙っているのか…、父の仇は誰なのか…気になり、どんどん引き込まれていきましたが…。あれ?最後はどうなってるの?という終わり方。事件が解決していないで次巻がないとは 中途半端すぎます。藤堂さん、早く続きを書いてください。2019/06/08