内容説明
長崎や鹿児島など、旅先のアノ名所や神社で、はたまた友人のいわくつきのお店で、三巳華さんが視たものは?すべて実体験、新感覚ホラーコミックエッセイ。
目次
皆様はじめまして。
Let’s Go幽霊団地
「視えるんです。」コミックエッセイ劇場編
伊藤三巳華の憑々草
憑々草実話系
伊藤三巳華の禍々日記
お転婆巫女とお祭り狐 子育て編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
51
《購入》第2弾。前回のが面白かったので2も読んでみました~。こうゆーお話大好きです。2016/12/12
カナン
43
視えるだけ聞こえるだけで祓う力は全く無いっていうのは厄介。作者は相変わらず避雷針タイプのようで、悪いものと遭遇する確率が高い割にはほぼノーダメージっていうのが面白い。その分周りが流れ弾食らってる感じがしなくもないけど(笑)、取り憑かれない霊感体質っていうのは、こういうネタを扱う作家としては相当武器になりますね。でも某所に立ち寄っても無事だったのは羨ましいな~。あそこ毎回酷い目に遭うんですけど~…。2018/03/10
sofia
33
怖いから家で読まないで外出先で読む。2019/05/24
袖崎いたる
12
幽霊が見える人の見え方について考えるとき、単に見える人には自分が見えないものが見えているんだなという感じを漠然と抱いていた。けれどその内部感覚およびその実感をこうして読むと、その実際は、見えない人が普通「物を見る」際の機制とは異なってるのかも。ある感覚質を言語で示すが如く、比喩として機能する理解仕方なのかも。幽霊が何かしらの像として結ばれるなら、それは霊的な感官の有無…になるのかしら。以上から作者の「見る」でなく「視る」と表記する意想はやはり幽霊の像が単に眼球に依拠した像を指すのではない、といえるのかも。2016/10/20
kaname
11
何故か2巻からなのは、1巻はいつまでも返却されてないのか、まわってこないからです。前々から存在は知っていたのですが、ホラーがダメなので手に取ってませんでした。今回、ずっと傍に置かなければ大事かな、と思い切って借りてみました。心霊的な恐ろしい話から、神の領域の話まで...霊との棲み分けも考えさせられます。私は視えなくてよかった、とも単純にいえないなぁと思いました。2016/03/12