出版社内容情報
ロシアの盲目の詩人エロシェンコは,アジア各地を放浪し,民話を再話創作し独自の美しい童話を作りました。その代表作を収録。 小学校高学年から
内容説明
ロシアに生まれ、盲目の身で日本、インドをはじめアジアを放浪した現代の吟遊詩人、エロシェンコ。エロシェンコの愛した“ほんとうの自由”“なにものにもとらわれない勇気”を描く童話四編と詩とエッセイ。小学上級以上向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
10
盲目の作家エロシェンコは居住先の日本で以前は有名だったが、今ではそうでもないようだ。ぼくも、彼と同じエスペラント語話者でなければ読もうとしなかったであろう。宮沢賢治やアンデルセンもそうだが、良い童話には毒がある。エロシェンコもそうだ。そして何とかして自他を変えたいという若い情熱を感じた。訳者の高杉一郎もエスペラント話者で、凄惨なシベリア抑留を経験し、スターリンへの文化的なけじめとして戦後にエロシェンコ研究と紹介に尽くした経緯を自伝で読んだ。(スターリンはエスペラントを弾圧した。)読了し一つ義理を果たした。2024/05/04
のんたんの
2
ロシアに生まれ、盲目の身で日本、インドをはじめアジアを放浪した現代の吟遊詩人。’ほんとうの自由’ ’なにものにもとらわれない勇気’ を描く童話四編と詩とエッセイ。タカダワタルさんの音楽で知り、ささめやゆきさんの挿絵ということで迷わず購入でした。2010/01/27
Reetok
0
いろんな動物の童話集が乗っていて面白いです。 怖いのがあります。 気を付けてください。2015/09/22
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