出版社内容情報
動物の言葉がわかるトランプおじさんのところにやってきたのは、どうやら深い事情を抱えているようなコブタでした。謎にせまるおじさんですが…。
【著者紹介】
1955年函館生まれ。『へんてこもりにいこうよ』『いたずらおばあさん』の二作で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』で赤い鳥文学賞と小学館児童出版文化賞を受賞。 にしむらあつこ(西村温子)1972年東京生まれ。作品に、絵本『ゆうびんやさんのホネホネさん』など。
内容説明
トランプさんは、しょうしょう変わり者と評判のおじさんです。でも、動物たちにはとても人気があります。なぜって、おじさんは、動物の言葉がわかるからなのです。そんなおじさんをたよって、ある日、きみょうなお客がとびこんできました。小学校高学年から。
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
高楼方子。1955年函館生まれ。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)の二作で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞、『おともださにナリマ小』(以上フレーベル館)で産経児童出版文化賞とJBBY賞を受賞
にしむらあつこ[ニシムラアツコ]
西村温子。イラストレーター。1972年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ume 改め saryo
11
モンドリー・ドリーさんといい、カモのモカといいネーミングセンスは相変わらず素晴らしいですね(^^) でもどうして ぶたは とぅもろう だったのでしょうか?(^^) 2013/05/21
ムフィー
10
ブタの主人公、トゥモロウって名前がかわいい。高楼さんのことば遊びが随所に散りばめられていて楽しい。愉快な謎ときものがたり。2017/04/08
杏子
7
またまた楽しいお話。動物と喋れるおじさん、トランプおじさんは動物たちの間では有名人になってたのね。動物たちのネーミングも楽しい。2013/06/21
れな@がんばれレバンガ
5
お調子者で自信家のとぅもろうは苦手なタイプ。だから一緒に住むのは絶対勘弁^^;イルカーネポポラーレがんばれ! 最後の手紙で素敵に成長していて感慨深い。全てが丸くおさまって納得。2016/03/23
ちかこ
2
トゥモロウは自信過剰なやつだなーと思っていても、最後にはトゥモロウに自分の弱い心につかまっちゃいけないって教えられて、やっぱり悪いやつではないんだよなーと、微笑ましくなった。2013/05/20