出版社内容情報
藤沢から江ノ電に乗りにきた、しょうちゃん。おじいちゃんが子どもの頃に乗った1両編成の電車「タンコロ」の思い出を語ります。
倉部今日子[クラベキョウコ]
内容説明
タンコロはみんなのおじいさんがこどものころにかつやくしていたえのしまでんてつのでんしゃです。タンタンコロコロゴトゴトすすめ。だいちゃんをのせながらやまをこえかわをこえ、うみかぜにふかれてはしります。3歳から。
著者等紹介
倉部今日子[クラベキョウコ]
1959年、新潟生まれ。1994年より銅版画をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はるごん
17
2歳1ヶ月。電車の本を読んでいて覚えた江ノ電。江ノ電だとすぐに分かって喜ぶ息子。今は4両編成だけど昔は1両。丸くてかわいい江ノ電、周りの景色の絵もかわいい。2019/06/06
バニラ風味
14
だいきちおじいちゃんと、しょうちゃんは、ふじさわ駅から江ノ電に乗ります。おじいちゃんは、ふと、自分が小さい頃、タンコロ(単行=一両で走る電車)の乗った時のことを思い出しました。お母さん・妹と眺めた車窓からの風景。タンコロの懐かしい音。海風に吹かれて、見つめた海。そして鮮やかな花火。古き良き時代の、江ノ電の風景が、とてもすてき。おじいちゃんと一緒に、昔の江ノ電に乗ったような気分になりました。2016/09/06
ゆにす
7
今と昭和30年ごろとの比較がいいと思いました。「古久屋」がここにあったんだな!と思いました。服装が今の人なのか昭和の人なのか、わかりにくいページがあったのがちょっと気になりました。2017/01/30
ひじり☆
6
6歳の娘セレクション。読み聞かせ。なぜか、1才8ヶ月の息子の方が食い付いて何度も自分で持ってきて見ていた(笑)2019/04/24
ヒラP@ehon.gohon
6
懐かしい車両、タブレット交換、三輪自動車にボンネットバス、江ノ電沿線の懐かしい風景に思わず引き込まれてしまいました。 この風景を知っているのは、おじいさんおばあさん世代でしょうか。 電車好きの子どもたちのためにピックアップしたのですが、自分自身の少年時代に戻ってしまいました。 読み聞かせに、思い出話が加わってしまいそうです。2016/11/27