出版社内容情報
生まれてくる赤ちゃんのために、家族が総出でゆりかごを作った。あたたかい画風で、ゆったりした時間の中での家族の愛情を描く。 4才から
内容説明
おかあさん、おとうさん、おじいさん、おばあさん、おにいちゃん、そして黒い犬―みんながそれぞれに思いをかさねて、あかちゃんが生まれてくる日を楽しみにしています。きれいにしあがったゆりかごには、家族のあたたかさや思いやりがこめられています。
著者等紹介
ボンド,レベッカ[ボンド,レベッカ][Bond,Rebecca]
アメリカのヴァーモント州に生まれる。ブラウン大学を卒業後、デザイン学校でイラストレーションを学ぶ。『あかちゃんのゆりかご』が処女作。あたたかい画風で話題をよんだこの絵本は、アメリカの雑誌『ワーキング・マザー』にて“99年子どもたちのお気に入り”の一冊に選ばれている
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京に生まれる。都立大学仏文科卒業。児童書の編集者を経て、翻訳者・アフリカ文学研究者として活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スノーマン
33
図書館でムスメが選び、『べんきょうしておく』とのこと。生まれてくる赤ちゃんを待ちわびて、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃんたちが、みんなで作る、思いやりたっぷりな素敵なゆりかご。ツルツルに磨いたり、喜びそうな絵を描いたり、ふかふかのベッドカバーを縫ったり…。『待望』の気持ちが絵本から溢れてくる。待ち望まれてくる赤ちゃんが減ってきてるのかもなぁというニュースばかり聞くので、本来あるべき姿に心温まった。2015/10/02
gtn
24
我が子が産まれた時のことを思い出す。30年近く生きてきて、初めて抱いた感情。愛おしい。今、娘は反抗期だが、あの感動が途切れていないので、今も愛おしい。2024/06/19
遠い日
17
生まれてくる赤ちゃんを、家族みんなが楽しみに待ちながら、命のことをそれぞれに考える時間がすてきだ。新しい命のために、自分ができることをして、誕生を待つ。お母さんが、ゆりかごに月の光を浴びさせるシーンは神秘的な印象。2018/05/17
メープル
15
お友達におすすめされた絵本。お母さんのお腹にきてくれたあかちゃんを、おかあさん、おとうさん、おにいちゃん おじいちゃん、おばあちゃん、飼い犬。それぞれが、産まれてくるのを楽しみにしてる様子が描かれている。優しくて、幸せいっぱいな気持ちになれる絵本。2021/07/22
退院した雨巫女。
15
《図書館-リサイクル図書》赤ちゃんの為のゆりかごが、みんなが協力して、素敵になっていく!赤ちゃん幸せだなあ。2021/04/06