永訣の朝―宮沢賢治挽歌画集

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  • サイズ B4判/ページ数 39p/高さ 36cm
  • 商品コード 9784030162501
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0071

出版社内容情報

賢治が最愛の妹トシの死を悼んでうたった一連の挽歌11編を、画家遠山繁年がリトグラフで表現した画集絵本。   中学生から一般

内容説明

本書は、宮沢賢治が妹とし子の死を悼んでうたった、詩「永訣の朝」にはじまる一連の挽歌を収め、その冒頭の詩の題を本の表題としたものです。収録作品は,作者生前に刊行された唯一の詩集、心象スケッチ『春と修羅』の中から「無声慟哭」詩群の五篇…「永訣の朝」「松の針」「無声慟哭」「風林」「白い鳥」、「オホーツク挽歌」詩群の五篇…「青森挽歌」「オホーツク挽歌」「樺太鉄道」「鈴谷平原」「噴火湾(ノクターン)」それに作者が『春と修羅』で第二集刊行のために準備していた詩稿から一篇…「薤露青」あわせて、計十一篇です。これに、賢治作品を自らの重要な制作テーマの一つとして取り組んできた画家・遠山繁年の石版石による本格的なリトグラフ作品十九点を装・挿画としてグラフィックデザイナー・岡本明が装幀・装本を担当し、“宮沢賢治挽歌画集”としました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

21
「永訣の朝」に始まる宮沢賢治の詩は、賢治の妹とし子の死を追悼する寂寥感に満ちあふれています。その心象風景を絵の世界に溶け込ませて、宮沢賢治独自の宇宙が、少し理解しやすくなった挽歌画集です。 今まで知らなかった宮沢賢治世界を感じることができました。2023/06/30

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