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ヤバいビル―1960‐70年代の街場の愛すべき建物たち

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  • サイズ B6判/ページ数 135p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784023317291
  • NDC分類 526.9
  • Cコード C0026

出版社内容情報

【歴史地理/旅行】自由で破天荒で魅惑的な1960?70年代のビル。均質化された現在のビルにはない魅力を持っている。実際の写真をもとに、欧米のデザインの影響を受けながらも、独自の発展を遂げた高度経済成長期の日本のビルを徹底的に楽しむ一冊。

三浦 展[ミウラアツシ]
著・文・その他

目次

船型
Rの魔力
四角いモダニズム
ガラスの誘惑
丸窓
けしごむ建築
バルコニーの造形
ファサードとアーチ
名作リスペクト
窓の造形〔ほか〕

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1982年パルコ入社、マーケティング誌「アクロス」編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費、都市の研究者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sofia

45
60〜70年代のヤバい建築を集めている。この「ヤバい」は今の「ヤバい」である。街を歩いていて「このマンション古そう」と思う建築の究極が集まっている。そうか、有名建築のパクリも多いのか。今、耐震工事をしている丹下健三の香川県庁舎が「例」として挙げられていた。2019/01/13

ビイーン

28
1960-1970年代築のヤバいビルを集めた写真集。この時代のビルのデザインは、船や宇宙ステーション、有名建築のパクリだったりで、けっこう大胆に凝りまくっている。なにやら設計者の遊び心とか意地みたいなものが伝わってきて面白い。こういうの好きだなー。2018/11/17

おかむら

25
とてもツボ! 街中の古ぼけたビルやマンションも見方を教えてもらえばこんなに楽しい! 最近のキラキラしててつまんないビルには無い個性的なビルの数々。判型もっと大きければよかったな。展覧会やったら絶対行くわコレ。当時のマンションの広告とか販促パンフとかもっともっと見たい! 2018/09/24

ころこ

21
新しい建物は意匠が凝らされているようで実は文法が同じようにみえます。それは本書のようなビルたちが様々建てられた結果、動線の設計が洗練され、災害を契機に法令が整備されてきたからです。他方で、昔建てられたビルの文法は統一されていません。参照項が乏しかった時代の蛮勇は、建築士の野性味を感じさせます。但しこれらのビルは、解体に費用が掛かることや転居が容易ではないといった消極的な理由から耐用年数を過ぎて現存していることが多く、剥落したトンネルや錆びた高速道路と同じ様に立ち止まれない都市の危うさの発露だともいえます。2018/09/05

まりこ

16
1960-1970年代の街場の愛すべき建物たち。これは装丁を見ただけではわからない!!(小説だと勘違いするだろう。)ワタシも図書館でスルーしそうになった。開いて見るとツボ。昭和の実にモダンだったろうビルの写真がたっぷり。ヤバい!!!2018/10/03

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