朝日新書<br> コロナと生きる

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朝日新書
コロナと生きる

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950895
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。それが、コロナの時代。新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは?コロナ禍における心身自由な生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!〈科学的な態度、科学的な専門性だけが、感染症学的な新型コロナウイルス感染症を最適化させる可能性を秘めているのです〉――岩田健太郎「はじめに」より〈ここで論じられた2020年のコロナウイルスについての一連の出来事は少し時間が経ってしまったら「昔の話」として忘れられてしまうと思います。でも、「科学的な態度」がどういうものかを知るための資料としては時間が経ってもその価値を減じることはないと思います〉――内田樹「おわりに」より

内容説明

新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは?コロナ禍における心身豊かな生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!

目次

第1章 リスクとともに生きる―2020年5月14日、凱風館にて(一時は絶望が頭をよぎった;意味があった緊急事態宣言;ゼロにできない院内感染 ほか)
第2章 葛藤とともに生きる―2020年6月10日、凱風館にて(コロナで加速する経済格差;感染症に通用しないリバタリアニズム;恐怖が生む分断 ほか)
第3章 偶発性とともに生きる―2020年7月6日、凱風館にて(専門家会議廃止の〓末;対策とはブロックである;インバウンドと感染症 ほか)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第6回小林秀雄賞、『日本辺境論』で第3回新書大賞、執筆活動全般について第3回伊丹十三賞を受賞。2011年に哲学と武道研究のための私塾「凱風館」を開設

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年、島根県生まれ。神戸大学大学院医学研究科教授。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院、ニューヨーク市セントルークス・ルーズベルト病院の研修医を経て同市ベス・イスラエル・メディカルセンター感染医フェローとなる。2003年、北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。04年に帰国し、千葉県の亀田総合病院を経て、08年より神戸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tokko

29
あまりに同時進行的に今現在も状況が変化しているため、正直この論件についてはまともに考えることができないでいました。少し落ち着いてこの「コロナ禍」の状況を考えたかったので、内田先生の対談ならばという気持ちで読みました。各国の感染症対策についても今この時点で正しかったのかどうかなんてわかりません。今後もこのウィルスによる感染拡大は繰り返されるだろうし、事後的に振り返ってようやく事の成否を問うことができるのでしょう。だいたい何を持って「成功」と見るかも、人によって微妙に異なっているように思います。2020/09/27

kum

28
2020年5月~7月の対談集。今後何度も波はくるだろうと予測した上で国の在り方がこうして提言されていたにも関わらず、今もって本質的な部分は変わっていないと思える。 失敗体験を蓄積せず教訓を見つけず反省もしないこと、問題をどう解決するかよりもその場をどう丸く収めるかが会議の目的になっていることなど、忖度や無責任体質についても厳しい言葉が並ぶ。具体的な対策の手前にある政府の体質の問題は根深い。「科学的な態度とは、事実に対して背を向けないこと。たとえ都合の悪い事実でも、きちんと直視すること。」2021/05/17

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

28
感染症専門医として、今回のコロナ禍で日本や世界の取った動きについて解説する岩田氏。専門的見解や予測され得るシナリオもいくつか示していて、その姿勢は非常に科学的で真摯。対する内田氏は、専門的な部分では素人目線でしっかりと聞き役に徹しつつ、起こった現象の政治的あるいは歴史的背景や日本人の国民性などを随所で補足。さらに岩田氏の提言を受け止めた上で、個々人がどのように生活を営んでいけばいいのかを示唆している。コロナ関連の文章はいくつか読んだけど、今のところ本書が最も有益で、かつ「私」に親身に寄り添ってくれている。2020/09/22

こも 零細企業営業

21
元の生活にはもう戻れない。コロナへの対応を加味した生活になるのだろう。そして、第一波の時に岩田健太郎さんが居た医療現場の逼迫具合が危なかったそうだ。そうなると今は、、大丈夫なのだろうか?2021/07/31

ayumii

16
2020年の4月から6月というと、第1波が収束に向かう頃。感染が広まって間もない頃の日本政府の対応とか、世界の対応とか、忘れていたけど改めて思い出せた。今後も10年に1度くらいの頻度でパンデミックが起きる可能性があると…この数年で経験したことを改めて整理しておきたい。2023/03/18

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